やっぱりあと33年待たなきゃイカンのか?

かなり久しぶりに大洋の試合(のTVKの中継)を最初から最後まで見てしまいました。
試合前から敗北感が漂い、中継開始前に点が入っている割には中継している間に全然点が入らず、毎回のようにひたすら繰り返される併殺や走塁死といった凡プレーの山、やたらと当たる解説者の嫌な予感とまるで当たらないTVKアナウンサーの楽観的コメント、異様なまでの守備時間の長さと攻撃時間の短さ、そしてそのまま負けてしまう割には自分の中で悲壮感とか落ち込み感とかが全然無い、といったあたりに妙な懐かしさを感じたりしてしまいました。
とにかくワタクシ的には、


  • 監督が大ちゃんになって、あの森の辛気くさいブツクサコメントを聞かなくて済むようになった分だけ全然マシ
  • 同じ点が入らないにしても、ホームランが出るようになった(ちょっとは期待できる)分だけ全然マシ
  • 久しぶりにホームランが期待できる外人が居るだけでも全然マシ
  • 日本人でもホームランが期待できる連中が居るだけでも全然マシ
  • 同じ打たれるにしても、テレビを見たくなくなるくらい豪快に打たれるだけ全然マシ
  • 期待できる若いヤツが居るだけでも全然マシ
  • 突っ込みどころ満載なヘボプレーをやってくれる分だけ全然マシ
  • 勝ちを期待してもいいピッチャーが一人でも居るだけ全然マシ
  • いくら勝っていても終盤に逆転されそうな緊張感が漂いまくるのもそれはそれで良し
  • キャッチャーがオッサンだらけなのが何となく懐かしい感じだからそれはそれで良し

といった感じなんですが、なんか試合自体にオチが無い、というか大洋がプロ野球に参加していて試合やってる意味自体が全然感じられないあたりもかなり昔懐かしい感じでして、どうにもツッコミようがないのが困ったところです。こんなに怒らずに、且つ緊張もせずに試合を見れるのは1997年あたりから暫く無かったので、それはそれでいいんですけど、これから30年くらいはこうやってノンビリ見るしかないのかと思うとそれはそれでつまらないような気も。まあとりあえず今年の優勝は阪神に譲ってやって、来年あたり久々に優勝しますか。勿論オープン戦の話ですけど。