ストイック・ツーリング@北陸

去年のストイック・ツーリング@富山に続いて、今年も北陸方面に行ってしまった。

今回の目的は、昨年は根っこまでしか行かなかった能登半島をぐるっと回ることと、未だちゃんと見たことがない琵琶湖に行くこと(傍目に見ながら通り過ぎたことは何度もあるけど)。

■10/11(1日目)

雨がしとしと降り続ける中、朝9時に出発。
出遅れたこともあり、珍しく厚木ICから東名高速に乗る(普段は秦野中井/大井松田/清水あたりまで下で行く)。天気は予報通り回復に向かい、沼津あたりで雨は上がる。

(しつこいようだが)出遅れたので、ひたすら疾走。浜名湖SA、養老SAの2ストップで、14時過ぎに北陸道の木之本ICに到着。そこからは、看板に従って奥琵琶湖パークウェイに向かう。木之本ICから奥琵琶湖パークウェイまでは、400キロ弱の高速走行に比べると、あっという間。その途中で琵琶湖畔を通る。さすが日本最大の湖、水平線が見える。噂には聞いていたけどホントだったか。

奥琵琶湖 奥琵琶湖パークウェイの駐車場にて
琵琶湖 琵琶湖の眺め

奥琵琶湖パークウェイは、有料道路が無料化された道らしいけど、土砂崩れを修理せずに一方通行にして誤魔化しているのを筆頭に、路面の悪さ、ゴミの多さ等、何とも無気力感が漂う道だ。金の切れ目が何とやら、というやつか。とはいえ、さすがは元有料道路、道自体はなかなか良い。しかもガラガラ。

続いては、滋賀県から福井県に入り、若狭湾方面にある「三方五湖レインボーライン」へ。正直言って、三方五湖なんて、今回のツーリング計画を立てようとして地図を見るまで全く知らなかったのだが、まあ悪くなさそうなので通ってみることにした。観光道路なので、たかが11キロで700円。そのうち無料化という話もあるらしいけど・・・

レインボーライン レインボーライン 三方五湖レインボーライン
三方五湖 三方五湖の眺め

観光道路故、景色も当然良い。しかも有料故、道路状態もまあまあ。時間が遅いからなのか、値段のせいもあるのか、非常に空いている。途中で寄った駐車場(100台は駐まれる)はガラガラで、他に誰もいない。それをいいことに、約30分ほどUターン練習や8の字練習をやってしまった。

そんな余計なことをしているうちに日が暮れてしまった。すると外気は一気に寒くなり、コンビニの駐車場で長袖シャツとカッパを着込む。北陸の寒さをナメていた俺は、ちゃんとした防寒具を持ってきていなかったが、まあこのぐらいならカッパで何とかなる。

敦賀から先は、つい最近無料化された河野海岸道路を経由して8号線に戻り、武生、鯖江と抜けて福井市街地へ。このあたりは全くストレス無く走れる。

晩飯は、8号線沿いにあった小川家でソースカツ丼(480円)。観光客向けの高い食い物より、このような「普通の現地人が普段食ってるもの」を食うのが、ソロツーリングには合っているような気がする。

ソースカツ丼 御飯の上にはソースカツしか乗っていない

この日の宿泊は、健康ランドジョイフルFUKUI。2つの全く違うビルをつなげたらしく、構成が非常に判りづらい。
単に生ビールと枝豆が欲しかったのだが、食い物屋が寿司屋と焼き肉屋しかやっていないので、あきらめて缶ビールにして、さっさと寝てしまった。

(この日の走行距離:614km)

■10/12(2日目)

二泊三日ツーリングのハイライトたる二日目の予定は、東尋坊に寄った後、能登半島を堪能する・・・基本的にはそれだけ。細かいところはその場の勢いで。

ジョイフルFUKUIのそばにあるマクドナルドで朝食を済ませた後、ローカル国道を通り、北陸のサーフスポットをちょっとばかり見学したりしながら東尋坊に向かう。

東尋坊へ 東尋坊へ向かう直線道路
東尋坊 東尋坊 東尋坊到着

観光地化しまくっていて、まるで風情がないのが残念。

あとは能登半島に向かうだけ。時間節約のため、一部だけ北陸道を使う。加賀ICから乗り、海沿いを走った後に金沢西ICで下車。そこからは看板に従って能登有料道路に入る。

能登有料道路

能登有料道路は、距離が長い西湘バイパスのような気持ち良い道だった。有料道路とはいえ、たいして高くないのも良い。この道だったら多少の金は払っても構わん。

途中の千里浜ICで降りて、米国Daytona Beachの如くオンロード車でも海岸を走れるという「千里浜なぎさドライブウェイ」に行ってみる。超重量級のK1100RSでこんなところに入るのはかなり勇気がいる行為だったのだが、いざ入ってしまうと、ちょっと滑りやすいくらいで、普通に走れた。

なぎさドライブウェイ さすがにスタンドは立てられず、写真はこれが限界

a 砂浜を抜けると気も抜ける

海岸線を疾走するのは、快感といえば快感ではあるのだが、それより緊張の方が若干上回ってしま
い、イマイチ楽しめなかった。疾走っていうほどスピード出せないし。法定速度が限界。

その後は国道に戻り、途中で北陸名物8番ラーメンで昼飯をとった後、能登半島の周遊道路へ。

8番ラーメン 味噌野菜ラーメン
厳門、ヤセの断崖(柵があって入れず)、世界一長いベンチ(既に世界一ではないらしいけど)等を抜け、輪島の道の駅で一休み。

輪島駅 ホントの線路はとっくにありません

千枚田、ゴジラ岩等の名所(?)でチマチマと止まりながら、ようやく能登半島最北端の狼煙集落に到着。

千枚田 千枚田
ゴジラ岩 ゴジラ岩

何だかんだで見所が多すぎて、予定より2時間遅れ。それでも、半島先端の灯台には寄らないわけにはいかないのがツーリングライダーの性。条件反射で有料駐車場(110円)に入ってしまい、バイクを停め、丘を登ってしまった。

灯台 禄剛崎灯台

さて、あとは健康ランドがある都市(七尾or高岡or金沢)まで南下するだけ・・・とはいえ、既にもう4時過ぎ。こりゃ七尾が限界か。ぐだぐだ考えてもしょうがないので、適当に名所に寄りながら南下する。

軍艦島 何とか日暮れ前に軍艦島に到着
能登島を望む 県道35号から能登島を眺める

そしてまた日が暮れた。日没が早いのが秋ツーリングの欠点だ。前日の福井と比べると、やはり緯度が高いせいか、かなり寒い。またしても長袖シャツ&カッパを着る。この先もそこそこ景色は良いはずなのだが、残念ながらもう真っ暗で見えない。ただひたすら疾走し、去年も来た七尾市街地に出る。そこから少し南下した、なーんにもないところに、今日の宿たるほっとらんどNANAOがあった。

ここは、とにかく空いている。駐車場には20台くらいしか車がない。200台くらい止まっていたジョイフルFUKUIとは雲泥の差。風呂に入ると、人は3名ほど。食堂に行ってみると、客数(自分を含めて3組、うち2組はソロツアラー)より店員数の方が多い。一応三連休なんですけど・・・こんな状況で経営大丈夫なんだろうか?

ちなみにこの「ほっとらんどNANAO」自体は、風呂も良く、飯も安くて旨く、なかなか良い施設だと思うのだが、やっぱり場所が悪いのだろうか。

残念なのは、寝床がオットマン付きのリクライニングシートしかないこと。どうも俺はオットマンとは相性が悪く、案の定今回も寝ている間に足をつってしまった。

(この日の走行距離:410km)

■10/13(3日目)

3日目の予定は、前日行きそびれた能登島を一周し、その後は氷見、高岡を通過して飛騨方面に南下し、高山、木曽福島を通って伊那に出て、中央道で帰る、というもの。後で考えてみると、少々無謀な計画だった。

例によって朝風呂に入って、7時前に健康ランドを出る。

ほっとらんどNANAO ほっとらんどNANAO また来るまで営業していてほしい

朝飯は、たまたま見つけた「すしべん」で買った弁当。何件か見かけた「すしべん」は、石川県ではそこそこ手広くやっている弁当屋らしい。

すしべん ちょっと贅沢な朝飯

弁当を買い込んで、和倉温泉を横目に見ながら能登島大橋へ。たまたま橋の手前に公園みたいな場所があったので、ここで朝飯にする。

能登島大橋 なんとなく沖縄風の橋

能登島は、さっさと一周してさっさと戻るつもりだったのに、意外と見所が多く、案の定時間を食ってしまった。

能登島のイルカ 何故かイルカがいる
能登島東岸 能登島東岸にて

能登島で時間を使いすぎてしまい、再び七尾に戻ると既に10時近い。前年と同じく能登食祭市場で「はちめみりん」を買い、氷見を経由して高岡へ。今年も「富山ブラック」を食うつもりだったが、探すのがメンドクサイので、たまたま途中で見つけた「らーめん世界」で昼飯にした。

らーめん世界 らーめん世界

このあたりではそこそこ有名らしく、まあ確かに悪くはないのだけど、関東で美味いラーメンを食い慣れてしまった者からすると、驚くようなものではなかった。

これにて、北陸3県での目的は達成したので、あとは帰るだけ。ここからが長いんだけど。

時間がないので、高岡から砺波ICまで高速で移動して、R156で白川郷を目指す。R156は、道自体は良いのだけど、スノーシェッドがあまりにも多くてうんざりする。こんなのだったらR304にしておけばよかった。

途中の合掌造り集落は、お金がかかるのと時間がないのとで、写真だけ撮って通過。
合掌 そそくさと退散

ほどなくして白川郷に着くと、物凄い大混雑。元々時間が無くて寄る気もなかったので、同じく遠くから写真だけ撮って退散。

白川郷 またしても退散

この時点で、既に15時。どうしてこう毎度遅くなるのだろうか。

白川郷からは、R360の方が距離的には近そうだけど、道がメンドクサそうなので、遠回りのR156〜R158を選択した。途中の荘川ICまでは車が多く、失敗したかと思ったけど、その後のR158がひたすらガラガラな超快走路で、結果的には大成功。あっという間に高山に着いてしまった。

高山からは、R361で御岳付近、開田高原を通過して伊那へ。さすがにその途中で日が暮れてしまった。標高が高いこともあり、かなり寒い。

R361地蔵トンネル R361 地蔵トンネル

19時頃に伊那に着き、閉店間際のGSで最後の給油。伊那からは、諏訪湖SAの1ストップで、渋滞を避けるべく大月から河口湖に向かい、東富士五湖道路、東名高速(御殿場〜秦野中井)の大名コースで、22時過ぎには湘南エリアに到着。去年の富山ツーリングと同じく、茅ヶ崎の小林屋で味噌ラーメンを食い、23時頃に帰宅した。

(この日の走行距離:667km)

(3日間の走行距離:1,691km)

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