フロント分解組立演習

さて、オイルシール交換であります。

まずはNAPSに行ってフォークオイル（例によってヤマハのG10）を買った。この行き帰りだけでもかなりオイルが漏れてくる。

拭かないとやばいくらい漏れる

やり方自体は、PDFの整備マニュアルも読んだし、BMW Archivesにも載ってるし、何より前に実作業を見ているので、それほど心配はしていなかった。

とりあえず、アンダーカウルを外し、エンジンの下をジャッキアップ。

先週もカウル外したよなあ・・・

その後、試行錯誤しながら部品を外していく。タイヤを外さないとフェンダーが外れないのには、正直驚いた。

取り外しはほぼ完了

外した順に並べておかないと後で困る

さて、ここまで来たら、最後にアウターチューブを外して、オイルシール交換である。

マニュアルよし、部品よし

と言いたいところだったのだが、最後に残った、たった1本のボルトが外れない。

コレ

六角レンチをいくら回しても、全然外れない。単に空転しているのではなく、一応の手応えがあるから不思議なのだが、とにかく外れない。ネジ山がバカになったかと思って締めてみると、きちんと締まる。そのくせして、抜けない。

チューブを押したり引いたりしながらネジを緩めたり、ヤケクソでチューブを力業で抜こうとしたりとか、色々やってみたものの、どうやっても抜けない。普通に見えるネジならもう少し何かやりようがあるとは思うけど、こんなところにあるネジは、ただ回す以外何も出来ない。

回しても回しても出てこない

奮闘すること約2時間。暗くなってきたので、降参。

結局、何もすることなく、外した部品を組み付けることになった。一体何の修行だよ、コレは・・・分解と組立ての練習か？

ただ組み立てるのはあまりにも悔しいので、ホイールを掃除したり、ブレーキパッドにシリコングリスを塗ったりしたけど、こんなの別にここまで分解しなくてもできるぞクソッ。