ハンドルライザー装着

K1100RSのポジションは、我慢ならないほど苦痛ということはないが、率直に言って身長167cmの俺には少々前傾がキツい。ハンドルの高さが低いというより、ハンドルが遠いのだ。

「バイクのポジションはメーカーが散々試行錯誤した結果としてベストなものを選択したものであり、乗る側がそれに合わせるべき」というのが持論だったのだが、乗る機会もそれほど多くなくなり、さらには「長時間前傾姿勢で腕に負荷がかかると肘が痛くなる」症状も年々出てくるようになると、少しずつその持論も揺らいできてしまった。

そこで、ちょっとでもポジションを楽にすべく、ハンドルをどうにかする方法を検討してみた。

方法としては、大雑把に言えば

  1. ハンドルライザーを使って位置を変える
  2. ハンドルを替えてポジションを変える

の2通りになるのだが、K1100RSのハンドルはちょっと特殊な22mm径のため選択肢が少ない。純正他車流用か海外部品ということになる。NAPS等の普通のバイク用品店には置いていないため、試しに握ってみたり、あてがってみたりすることは難しい。

ハンドルライザーの選択肢も、そろそろK1100も古いバイクなだけにそれほど多くなく、普通に国内で買えるようなものはない。海外サイトを探せばいくつか出てくる。

また、ポジションを変えることによる影響として、各種ケーブルやブレーキホース等の交換要否が気になるところだが、これは先人が調べた結果も出ているので、ちょっとハンドルを上げるぐらいならそのままでもどうにかなると思ってよさそうだ。

色々考えた結果、ハンドルライザーを使ってみることにした。
幾つか選択肢がある中で、SW-MOTECHの製品を選び、ユーロダイレクトで購入した。選択理由としては以下の通り。

  • 適用可能モデルにK1100RSが明記されている
  • 高さを上げるだけではなく手前にも移動するタイプである
  • 見た目が良い
  • 国内の輸入代行業社で扱っているため入手性が良い
  • 値段的にもそれほど高くはない

注文したハンドルライザーが届いた。


早速装着する。たまたまカウルを外した状態のため作業がしやすい。

まずはハンドルのカバーを外し、それについているハザード、ABSのスイッチを外す。これの外し方が判らないので、タンク裏のコネクターを外して丸ごと取り去る。そして純正のハンドルを外し、ハンドルライザーの下側をネジ止めし、ハンドルをその上に載せる。

この時点で1つ問題が出る。ブレーキホースの長さが足りないため、ハンドルライザーにハンドルが乗ってくれない。これはブレーキホースとマスターを固定しているボルトを緩めて、ブレーキホースが伸びる方向を変えるだけで対応できる。緩めすぎるとブレーキオイルが漏れて酷い目に合うので注意が必要だ。

これでハンドルが乗る

あとは上側の部品をかぶせてボルトで固定するだけ。仮止めして位置合わせをした上で、トルクレンチで規定値で止める。この状態でハンドルを左右に動かしながら干渉を確認するが、特に問題は見当たらない。

完了

ハザードは元々死んでいるので無視し、ABSのスイッチをとりあえずマジックテープで各種ケーブルに無理矢理固定する。こんなの走っている最中に使うものでもないので、暫定措置としてはこれで十分。

拍子抜けするぐらいに簡単についてしまった。またがってハンドルの位置感覚を確認すると、それほど劇的に変わった感じはしないが、前傾はやはり楽になっている。副次効果として、取り回しもしやすくなった。早速試運転したいところだが、まだインテークの修理をしていないので、それが終わるまでおあずけ。実際に乗れるのが楽しみだ。

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after

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