今更ながらETC

助成金やら千円高速の関係もあって、二輪用ETCが著しい品不足になったのは2〜3年前だったか。その時は完全に出遅れてしまい、もうこんなのイランとひねくれているうちに民主党がETC無しでも二輪は一律1000円とか言い出し、買わなかった俺は勝ち組だとか勝手に悦に浸っていたら、今度は311で全面撤回になり・・・といったように、高速道路料金とETCの関連性がコロコロ変わっているのだが、さすがにこれからはそうそう変わるとはとは思えない状況になった。

結果的には、長い目で見ればETCを買った方が得策、という判断をせざるを得ない状況になってきたので、仕方ないので買うことにした。こんな利権の塊みたいなシステムは無用の長物だというのが俺の意見なんだが、俺がいくらブツクサ言っても高速料金は変わらないからしょうがない。

そこでNAPSのサイトを見てみると、まずは申し込みをして、その後取り付け、なんて書いてある。一応NAPS横浜店に電話してみると、やはりそんな感じ。なので、とりあえずセローに乗って申し込みに行ってみた。

天気のせいか日曜にしては客が少ないNAPSに到着し、早速レジに並ぶ。ETCをつけたい旨を伝えると、2時間待ちですがいいですか? なんて言われる。予約だけして帰るつもりだったので面食らってしまい、なんだかおかしな対応をしてしまった。

セローをピットに持っていって、取付け位置だとか、機種はどれにするのか、ステーは何にするか、といった打ち合わせ(?)をする。その後レジで申し込み&支払い。今回選んだ機種はミツバの一体型MSC-BE21。諸事情により一体型は大前提で、日本無線とミツバはどちらでも良かったのだけど後発品の方が多少マシだろうという根拠の無い理由によりミツバにした。

あとはひたすら待つだけ。やることがないので近くのすき家まで歩いて行って牛丼を食ったり、買う気もないのに店内をブラブラし、それも飽きたのでピット前のスペースで作業を眺めていると、予定より一時間早く俺のセローの作業がスタートした。えらいぞNAPS。

IMG_4150 がんばれメカニックさん

セローみたいなスカスカなバイクは作業しやすいだろうからすぐに終わるだろうと思ったが、きっちり1時間かかった。これは予定通りだから何の問題も無いのだが、一体型ETCとセローなんて最も簡単な組み合わせなのに1時間かかるのか。このペースだと別体型でフルカウルなんかだと2時間コースになってしまいそうだ。

早速試したいところだったが、そもそも取付けられるとは思っていなかったので、ETCカードを持っていなかったという体たらく。実際に使える日はいつになるのだろうか。

IMG_4154 正直じゃまくさい

ちなみにこのETC、カードを挿していないとずっとオレンジのERRORランプがついていてうざい。仕方ないこととはいえうざい。ランプがうざいし、盗難も怖いし。できれば普段は外しておいてツーリング時だけ装着するようにしたいところ。

ちなみにK1100RSではなくセローにつけたのは予定通り。K1100RSは・・・まあどうせ夏場は暑いから乗らないし、そのうちに。