Archive for 'YAMAHA SEROW 225'

2014年まとめ [SEROW 225]

2014年は結局1年通して何も書かずじまいだったことを反省して、元旦早々去年のまとめ。

とは言っても、SEROWはもはや完全に街乗りバイク化していて、唯一遠出したのは伊豆の日帰りツーリングだけ。しかもその途中に後輪のチューブが擦り切れてエア抜け(パンクではない)してしまうという体たらく。

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その原因は、4/26に自分でやったチューブ交換であることはほぼ間違いない。半年遅れでやってきた自爆。

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いわゆるツーリングバイクとしては全然使っていない反面、街乗り&三浦半島内プチツーリングバイクとしては頻繁に使っていて、それなりに距離は乗った。しかし、この用途だったら別にセローじゃなくて原チャリでいい・・・というか道の狭い逗子・葉山では100ccぐらいの原チャリの方がよっぽど便利なので、適当な中古原チャリに買い換えようかと。

とはいえ、ここ数年で色々とメンテしてきたので勿体無い感があったり、三浦半島の急坂はセローが似合うなあ、なんて思ったりもして、買い替えじゃなくて原チャリを追加すればいいじゃないかという悪魔の囁きに暫く頭を悩まされそう。

直したつもりが壊していた

先日の車道峠最高所ツーリング中に、ある程度の標高以上(だいたい1500m以上)になると息つきが激しくなる症状が出まくったので、ためしにキャブの掃除でもしてみることにした。この症状、高所に限らず、急加速しようとした時にもたまに発生していたので、いつかは確認した方がいいだろうとは思っていた。その時が来たと思うことにする。

そもそも汚いし…

キャブ掃除作業自体は、ちょっと前にSRXのキャブを掃除した(というか、やってもらったのを横で見ていた)ので、特に困るようなことはない。仮に失敗しても、セローのキャブなんてネットにいくらでも情報が出ている。何も調べずにぶっつけ本番でどうにかなるはずだと決めつけていたのが悪かったのか、キャブをインテークから外そうとグリグリやっていると、指先に妙な感触があり、その直後に何らかの物体が地面に落ちる音が聞こえた。どうやら、キャブの横にあるプラスチック部品を割ってしまったようだ(これが割れるのはお約束らしい)。

割ってしまったものはどうしようもない。ひたすら無理矢理捻ってインテークおよびエアクリーナーBOXからキャブを外し、ネジを外して分解する。ただ単に分解するだけなら大した話ではない。ネットに載っている事例を参考にして作業をすすめる。そして中を見てみると、各部品は基本的にはキレイな状態であり、特に掃除の必要性が感じられない。そりゃそうだ、前にG湘南に掃除に出してから2年しか経っていないし、その後コンスタントに乗っているのだから、そうそう汚くなるはずがない。

掃除の必要性が感じられない

ということはパイロットスクリューの調整だけで良かったのかもしれないのだが、その調整はわざわざキャブを開けなくてもできるので、全くもって開けた意味がなかった。しかも部品を破壊してしまうとは。

とりあえず各種部品をキャブクリーナーに浸けた上で、組むだけ組んで元に戻すことにした。壊れた部品は当然壊れたままなので動く保証はない。しかし、組み付けてみたところ、動く/動かない以前の問題が発生した。ガソリンコックを開いたところ、ドレーンからひたすらガソリンが漏れまくるようになってしまったのだ。しかもその勢いが半端ではない。

ここで冷静にキャブの構造を考えれば致命的な誤りに気付きそうなものなのだが、何しろ自分で部品を破壊してしまっている上、各種Oリングはそのまま再利用で、しかも組み付け作業自体も自信満々とは言い難いことから、取付の誤りよりも部品の問題だと思い込んでしまった。ネットで注文すると10%引きになる部品店で、壊してしまった部品を注文する。たかがプラスチックの成形部品なのに2千円オーバーとは酷い値付けだ。いい機会なので、各種ナントカジェットとかナントカニードルとかナントカリングとか、そういった消耗する類の部品もついでに注文した。気づいたら1万円になっていた。やる必要もない修理をして1万円。1989年のバイクだから部品を変えてもいい頃だし…とか思いこまないとやってられない。

数日後に部品が届いたので再挑戦した。

慎重に部品を組み付けてキャブを組み上げ、それをセローに装着する。またドバドバ漏れるかもしれないので装着自体は適当にやってコックを捻ると、前回と全く変わらずガソリンダダ漏れ状態になる。あれだけ慎重に新品部品を組んだのだから部品の問題ではない。

ダダ漏れ

その後もネットの各種経験談とかSEROW FILEなどを見ながら、フロート位置調整だの何だのと色々やってはみたが、ダダ漏れ状態は一向に変化を見せない。ここまでくると何かが根本的に間違っているに違いないので、ドバドバの原因から真面目に考えざるを得ない。そもそもキャブの仕組みだとか構造だとかをきちんと理解せずにやっていることも問題なので、その手のサイトも見ながら問題を潰していくことにした。まるでソフトウェアのバグ取りをやっているみたいだ。

何故ガソリンが漏れるかと言えば、どこか止めるべきタイミングで止まっていないからであって、キャブの構造を考えればフロートとニードルバルブのあたりを疑うことになる。そこでキャブの中身の配管を想像しつつ、ここからガソリンが入って、ここに溜まって、溢れたものがこのドレーンから出てきて…なんて考えているうちに、そもそもガソリンコックからのホースをドレーンに繋いでしまっていたことにようやく気付いた。そして本来ガソリンが入って来るべき、ニードルバルブに繋がっているであろうパイプには、何も刺さっていない。嗚呼、何てこった、これだ、これに間違いない。

本来あるべきであろう位置にホースを繋ぎ直し、コックを捻ると、当たり前のようにガソリンは全く漏れてこない。やはりこれか。何やってんだ俺。馬鹿か俺。そして改めてキャブをきちんとインテーク、エアクリーナーBOXに固定し、セルを回すと、ごく普通にエンジンがかかった。ホラ、ちゃんと考えずにやるからこうなるんだ。こんなことで何リットルのガソリンを駐車場にバラ撒いたんだ。いいかげん反省しろ俺。

しかし問題はまだ終らない。やっと動いたと思ったら、今度は回転が安定しない。特に低回転がダメだ。問題の原因はチョークだ。正式にはスタータープランジャとか言うらしい。キャブを外す際にチョークケーブルを外さなければならないのだが、その取付用のプラスチックネジが割れて壊れてしまったのだ。こんなの無くても関係無いだろうと決めつけて部品注文時に買わなかったのだが、やはり無ければまともに動かないようだ。

折れてしまったネジ

買わなかったのには理由があって、この部品が法外に高いからだ。たかがネジなのに3309円もする。こんなプラスチックのネジがこの値段? 単品だったらせいぜい200円のネジを、無意味にAssyにして15倍の値段を取るこのヤマハ商法は許し難い。だいたいこんな箇所にプラスチックのボルトを使う事自体間違っている。さらに言えば、このネジは非常に場所が悪く、恐ろしく締めにくく、また緩めにくい。要するに設計上の問題がありすぎる。

この部品に関しては、今回壊したのではなく、以前から壊れていた可能性がある。ステアリングを左におもいっきり切るとエンジンが停止する症状が以前からあり、それがチョークと関係していたので、元々実は壊れていたのかもしれない。とはいえ不便に感じるほどでも無かったので、やっぱり今回とどめを刺した感が強い。

このネジはダメでも、スタータープランジャを強く差し込んでおけばとりあえず普通に動くので、その状態でパイロットスクリューの調整をする。標準は2回転戻しらしいのでそのようにしておく。一応動くことは動く状態になったので、試運転も兼ねて近くのYSPに部品を注文しに行く。前金で3309円を払う。セローの持病である消耗品なので仕方がないが、次に壊れるまでの間にどうにかして代替部品を探しだしてザマアミロと言いたくなる値段だ。

数日後、相変わらず低回転のおかしいセローで部品を取りに行く。

この取り付けにくいネジをどうにかこうにか回してチョークケーブルを取り付ける。ただ単に回すだけなのだが、横着してタンクをつけたまま回しても、なかなかナットが奥の方に進んでくれない。結局タンクを外して装着する羽目になる。

結果的には、同時にやったパイロットスクリュー調整とどちらが良かったのかはわからないが、エンジンは概ねまともな状態になった。

しかしその後、外出から戻って翌日になるとエンジンがかからない事態が発生。結局、ドレーンから少しガソリンを抜いたら簡単にかかったのだが、これはフロートの位置を誤ったか? 構造が簡単なセローとはいえ、また全部バラすのはメンドクサイ…

車道峠最高所ツーリング

仕事の都合で4日しか取れなかった夏休み。気晴らしに日帰りツーリングに行くことにした。

Kは相変わらずエンジンが壊れたまま、というか放置しているのでセローで行くしかない。せっかくセローで行くなら涼し気な林道にしよう、ということで、乗鞍スカイラインに自家用車が入れなくなった今となっては車道峠最高地点らしい大弛峠に行ってみることにした。ここは山梨と長野の県境で、山梨側は舗装路ではあるものの、長野側はダートらしい。こういう場所こそセローがいい。というより、こんなところKじゃ行けない。

さっさと出ようと思ったものの当然のように寝坊して、ごく普通の時間に家を出る。相模川沿いを北上して、つい最近出来た圏央道の高尾山ICから高速に乗る。談合坂SAでの小休止を挟んで勝沼ICで降りる。目指す川上牧丘林道に向かって北上する。たまたま地図に載っていた「フルーツライン」という農道に入ってみると、実に素晴らしい道だった。農道はハズレが少ない。但し泥と農業車両に気をつけないと危険だ。

牧丘の道の駅で一休みし、向かいのコンビニで弁当とFREEを買う。そしてここから先はクリスタルライン。地図から想像すると、いかにも「暗い1.5車線のクネクネ道」風なそそらない道なのだが、実際に走ってみると、Kでもいけるんじゃないかと思われるような快走路だった。景観も悪くはない。そして標高が上がるにつれて涼しくなるのがまた良い。

しかし、自分の気分が良くなるにつれて、徐々にセローの機嫌が悪くなる。エンジンの吹けが悪い。ガス欠になったみたいな回り方だ。普通にキャブセッティングの問題なんだろうけど、こんなところでどうしようもないので加速時にボコボコ言いながらそのまま進む。そして大弛峠の頂上に着く。登山客が多いらしく、停まっている車も多い。

道路脇の段差に座って、買ってきた弁当を食う。ここは涼しいのは良いのだが、景色がイマイチなのが残念だ。もう少し歩けば良い景色になるらしいが、リュックも何もなく、しかもライディングブーツなためあんまりハイキングする気にもならず、仕方なくここで食う。

食い終わったら、あとは下りダートが待っている。去年はろくすっぽダートを走っておらず、かなり久しぶりなダートなので、肩に力が入りまくる。グリップさせないと走れないヘタレライダーには、斜度のキツい下りダートは厳しい。しかも路面状態がよろしくない。クレバス状の亀裂やら落石やらがそこかしこにある。

非常にゆっくりと、というよりノロノロとセローを走らせてダートを抜ける。ほとんど惰性で坂を降りているに近い。エンジンの吹け具合がどうであろうと関係ない。傍から見るとへっぴり腰でチョーカッコ悪いに違いないのだが、崖から落っこちることを考えればカッコ悪いことなんてどうでもいいことなのだ。それでも慣れるにしたがって少しずつ走れるようになるが、これも傍目には大差ないのだろう。そして10キロ弱に及ぶ下りダートもようやく終わり、アスファルト路面が現れる。ホッと一息つく。こんな走り方しかできないならダートなんて行かなきゃいいのに、と我ながら思う。

ここから先はのんびりした川上村の山間の道を走り、さらに南相木村、北相木村と、山の中を走る名もない県道をひたすら走り続けて小海町に出る。そのまま清里経由で帰っても面白味がないので、ここから少しだけ北上して佐久に出て、蓼科スカイラインを通って帰ることにした。佐久のあたりまで降りてくると、先程までの山の中と比べるとやはり暑い。思わずスーパーに寄ってガリガリ君の梨味を食べる。

元気を回復したところで再出発。佐久の農村地帯を走る国道を曲がって蓼科スカイラインに入ると、いきなりS字カーブを繰り返して高度を上げ、その後も延々と登り続ける。なかなかの快走路なのだが、スカイラインとは名ばかりで道の両側はひたすら森。恐れ多くもスカイラインを名乗るのであれば山の稜線か斜面を走るべきであって、上を見上げないと空が見えないなんて、これのどこがスカイラインなんだと言いたくなる。スカイラインたるもの、単なる快走路ではなく、景観も含めた爽快ツーリングルートであるべきだ。これまで何本もナントカスカイラインを走ってきたが、そのいずれの足元にも及ばない。これじゃ房総スカイラインと並ぶ詐欺スカイラインじゃないか、等々文句を言いながら走っていると、突如これぞスカイラインという場所に着く。

遠くに見える山並みが実に美しい。
房総スカイラインなんかと並べてしまってすいませんでした。
ちょっとだけ高台にあるトイレから眺めるとまた違った景色になる。
調子に乗って蓼科山に登りたくなってしまうぐらいだが、そんなことをしているような時間はないのでさっさと戻る。

しかし、蓼科スカイラインがスカイラインであったのはほんの一瞬であった。駐車場から白樺湖方面に向かう道はやはり森の中。途中で女神湖が一瞬見えるくらいで、停車しようと思うこともなく白樺湖に着いてしまった。

そこからは茅野に向かって国道を下り、八ヶ岳の南麓を走るエコーラインやらズームラインやらの爽快県道を走る。どうせセローなんて高速に乗ったって大したスピード出ないんだから、県道の方がよっぽどいい。しかしさすがに暗くなってきたので小淵沢ICで高速に乗る。そのまま相模湖ぐらいまで行ければ良かったのだが、さすが盆休みだけあって小仏だの笹子だのといった渋滞名所ではきっちり渋滞しているようだ。しかたがないので一宮御坂ICで降りて、御坂峠~河口湖~山中湖~御殿場というルートで帰る。心配されたエンジンの息つきは、御坂や須走程度であれば問題ないようだ。

さすがに疲れてきたので御殿場から東名に乗ろうとしたところ、こちらはこちらで渋滞していた。もう馬鹿馬鹿しくなってしまい、そのままICをスルーしてR138で箱根を越えてしまい、そのまま西湘バイパスに乗って帰宅した。

走行距離は約490km。一部高速混じりとはいえ、セローにしては走りすぎたか。

2代目ホムセン箱装着

先日の台風転倒の際に、セローに装着していたホムセン箱が壊れてしまった。

たかが2千幾らの箱だが、一緒に北海道を回ったこの箱がバキッと割れている姿を見るのは切ないものだ。いつまでもそんな姿を見ていたくはないので、新しい箱を買った。2代目は色をグリーンではなくグレーにしてみた。ホームセンターではグレーは置いていなかったので、ネットで買うことにした。送料込みで1670円。ホームセンター価格より3割ぐらい安い。ホムセン箱ならぬ楽天箱になってしまった。

初代ホムセン箱は、弊社の重要顧客であるcafe Doorの宣伝カーの役割も担っていたのだが、残念ながらバイク用としては引退せざるを得なくなった。

裏側からアルミテープで補修して、単なるモノ入れとして再利用する予定。何に使うかと言われると困る。

初代装着時は色々と装着方法を試行錯誤したものだが、今回は全く同じ場所に穴を開けて固定するだけなので極めて簡単だ。必殺技「現物合わせ」と、貰い物のインパクトに装着した木工用ドリル刃を駆使して4箇所に穴を開け、ボルトとナイロンナットでセローに装着した。グリーンは安っぽい感じがしたが、グレーはなかなか落ち着きがあって良い感じだ(こっちの方が安かったけど)。

仕上げに、先日三宅島で買ってきたステッカーを装着した。

さらにチープさが出ていい感じになった。今度の箱は、もうちょっと長生きしてもらいたい。

根性無しな野郎ども

またしても台風に勝てず。

こう何度も倒れると、もはやどうにでもなれという気分になる。
ピアッツァへの激突を危うく逃れたのが不幸中の幸いだ。わずか5cmの隙間しかなかった。あぶないあぶない。

状況から類推すると、セローが前に進んでしまって右側に倒れ、そのままK1100RSを将棋倒しにしたように思われる。カバーを装着していると風をまともに食らってしまうので、強風&豪雨時は外すようにしているのだが、去年の台風ほどの勢力じゃなかったので放っておいたのが敗因だろう。

雨、風ともに止まないので、倒れたまま放置するという手もあったが、それも癪に障るので2台とも引き起こした上で対策を施した。セローはギアを1速に入れ、ブレーキを握った状態で固定した。K1100RSはセンタースタンドを諦めてセローと同様の対策を採り、さらに後輪を木片に乗り上げさせることによって左方向への傾きを強めた。それに加えて左右のパニアケースも装着して、仮に転倒した場合の被害を最小限に防ぐようにした。

こんなことをやっているうちに、雨は小降りになり、風は弱まってきた。嬉しいけど嬉しくない。対策の効果があったのかどうか判らないではないか。翌朝、2台とも普通に直立していたのは言うまでもない。

SEROWマスターシリンダー交換

壊れていたマスターシリンダーが届いたので、YSPに取りにいった。

そして早速装着。ブレーキオイルがこれ以上しみ出さないようにバスコークで覆っておいた古いマスターシリンダーを外す。オイルは既にほぼ抜けているので、ただ外すだけ。

外したマスターシリンダーと、買ってきたものを比べてみる。見かけ上は違いが判らない。たぶん性能面でも大差ないだろう。どうしてこれを互換部品として普通に売らないのかわからない。初期型セロー用の正式な補修部品と並べて比べてみたくなる。やらないけど。

そして新しい部品を装着して、ブレーキオイルを入れる。これが一番メンドクサイ。注射器で下から吸って、やっとこさブレーキラインをオイルで満たすことができた。握ってみると、タッチは極めて普通。純正だから当たり前か。

というわけで、古い重要保安部品が新しくなったので安心感が出た、という程度にしか満足感がない修理が完了。

ところで、一つヤマハに言いたいことがある。

固定用のボルトぐらいオマケでつけてもらえませんか?

交換時の走行距離:15787km(ぐらい)

定期メンテのはずだったのに

このところほっぽらかしだったセローのエンジンオイルを交換した。

使ったオイルは、MOBILの安物とCASTROLの安物が半々のブレンド。好きでブレンドしたわけではなく、MOBILのものが500ccしか残っていなかったから、というだけの話。

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走行距離は15,878km。

作業を終えて、試運転がてら出かけようとして走り出すと、すぐにブレーキがスカスカなことに気付く。そういえば、GWに出かけた時もやっぱりスカスカで、ブレーキオイルを注ぎ足してから出かけたのだった。そんなのすっかり忘れていた。

道路脇にセローを停め、念のためパッドを見てみると「もしも車検があるなら通らないかもしれないけど、今すぐに変えなきゃいけないほどではない」というレベル。とはいえ先日オイルを注ぎ足したばっかりなのに、もうこんなスカスカになるのは気持ち悪い。どうせならブレーキオイルもパッドも新品にした方が良いように思えてきたので、そのままNAPSに行ってパッドを買ってきた。こだわりは全くないので、この日一番安かったDAYTONAの赤パッドにした。

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さて、帰って直すか・・・と言いたいところだが、NAPSからの帰り道は簡単ではなかった。ブレーキのスカスカ具合がより一層酷くなっている。辛うじて止まるぐらいにしか効かない。エンジンブレーキとリヤブレーキをフル活用しながらどうにかこうにか帰る。新しいエンジンオイルのフィーリングなんぞを確かめている余裕は全くなかった。

まあ何はともあれ帰宅できたので、キャリパーを外して、パッドを外して、マスターシリンダーを開けて・・・とやっているうちに、変なところにブレーキオイルが溜まっていることに気付く。

IMG_7006 覗き窓の淵にオイルらしき液体

どこから漏れてきたのかわからないが、とにかく溜まっている。もしかしてスカスカな原因はこれなのか? ガラス部分を爪で押してみると、ジワーッとオイルが漏れてくる。こりゃダメだ。なんでこんなところが壊れるんだ。いくら20年以上前のバイクだからって、壊れていいような場所じゃないだろう。これじゃどうしようもない。少なくとも今週末はセローには乗れない。そう思うとドッと疲れが出る。

こればっかりは放置しても直らなそうなので、オークションを物色してみたが、意外と高い。オンボロなものは安いが使う気にならないレベルのものだし、まともそうなのは高い。仕方がないので新品価格を調べると、俺のセロー225の純正品は10,000円越えなのだが、そのままポン付け可能なセロー250のものは6,000円ぐらいらしい。これならオークションのものより新品の方がいい。早速部品番号をメモして、ピアッツァでYSP茅ヶ崎に向かう。

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部品を注文し、前金で6170円を払う。水曜日には届くそうだ。実は今日の午前中に頼めば明日には届いたらしい。こんなところまでついていない。

気晴らしというわけではないが、せっかく茅ヶ崎の中心部まで来たので、ついでにホームセンターに行ってみると、駐車場にS12シルビアRSが停まっていた。

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珍しいので思わず隣に停めて、勝手に写真を撮ってしまった。
最後に少しだけいいことがあった、と思うことにしておく。

C11と共に大井川沿いを走る旅

連休とはいえ大型旅行に行く予定も無いので、セローでプチツーリングに出かけることにした(残念ながらK1100RSはエンジン不調)。

「日帰り圏内で、行ったことがなく、連休でも大渋滞しなさそうなところ」という条件であれこれ考えた結果、静岡中部の大井川鉄道沿線を走ってみることにした。日帰りなので大した準備もいらない。ETCやRAMマウント、タンクバッグを取り付けて、さて出発・・・したところ、なんだかブレーキがスカスカだ。すぐに戻ってブレーキオイルを補充すると、なんとなくまともになった気がするので、再度出発。

ブレーキオイル補充

西湘バイパス、箱根新道と走り、R1で三島に降りて、伊豆縦貫道経由で新東名に乗る。箱根新道や伊豆縦貫道がタダなおかげで安く済むのはありがたい。まだ出来たばかりの新東名の各SAは、なんだか名古屋っぽいバブルな雰囲気が漂う。お茶マシーンが無かったりして(実はフードコート内にあるらしいけどそれはちょっと違うだろう、インフォメーション近辺にあるべきだ)、実用性という観点ではイマイチだ。SA/PAにドッグランなんていうソロツアラーにもトラック運ちゃんにも無縁なものを作るのはやめていただきたい。あくまで休憩所であって、目的地ではないのだから。「タダの茶を飲みながら椅子に座って電光掲示板の渋滞情報を見る」なんていう、ごく当たり前の休憩もできやしないなんて本末転倒だ。

なんとなく東海テイスト

大したスピードが出ないセローは、新東名をカッ飛ぶ他車にビュンビュン抜かれながらも何とか島田まで走り抜けた。インターを降りると、一般道に並行して大井川鉄道の線路がある。さて、山奥に入る前にガソリンでも入れるか、と思いつつ信号待ちしていると、何と目の前を轟音を上げてC11型SLが通過していくではないか。

思いつきでここまで来たのに、なんという運の良さ。ガソリンスタンドのことなんてすっかり忘れて、C11と並走すべく県道を北上する。線路が標高の低い川沿いを走るのに比べて、県道はアップダウンを繰り返しながら少し離れたところを走る。そのため、C11より前にいるのかどうかすら定かではない。単純に速度を比べたらこっちの方が早いが、鉄道の方が起伏もクネクネも少ないので比較しづらい。ちなみにこの県道自体も、道幅十分で適度にコーナーを繰り返す、非常に素晴らしいツーリングルートである。

もうとっくに抜いているに違いないと思われた頃に、再び県道と線路が並走しはじめる。暫くすると駅が現れ、多くの車が空き地に止まっている。これは皆C11を待っているに違いないと確信して、適当な空き地にセローを停めて線路に近寄る。ここは交換駅のようで、駅には元近鉄ビスタカーが停まっている。iPhoneのカメラを用意しているうちにC11が来る。そしてそのまま駅を通過していく。本線用特急列車が、支線用小型SLの通過待ちをしているのは絵面としては面白いのだが、知らない人にはどうでもいい話だろう。

やってきたC11

交換する元近鉄ビスタカー

C11に関しては満足したので、あとは普通にツーリングを続ける。大井川沿いは茶処であり、道路の両側は至る所が茶畑だが、残念ながら新茶にはまだ早い。とはいえ一応名物なので、途中の道の駅で土産の茶を買う。途中で渋い駅舎のある駅に寄ったり、珍百景にも出てきた異様に短いトンネルを見たりしながら走っているうちに千頭駅に着く。

やたらと短いトンネル

ビスタカー同士の列車交換

道の駅にて

ここでもSL待ちの人々が線路沿いにたむろしている。こちらも全く狙っていなかったのだが、俺が着いて数分後に千頭駅を金谷に向かって発車していった。こう何度も遭遇すると有難味がない。1日2往復ぐらいのはずなんだけど。

千頭駅

そのまま鉄道沿いを走っても良かったのだが、せっかくここまで来たのでついでに寸又峡に行ってみる。道路は狭くなったり広くなったりを繰り返す。紅葉シーズンは大渋滞間違い無いと思われるが、この時期はガラガラだ。そして集落に到着したが、駐車場が有料らしいので停めるのをためらってしまう。その奥にバイクを無料で停められるエリアはあったが、あまり落ち着かない場所なのでここにも停めず、そこから少し戻って、秋には混雑するであろう大駐車場にあるベンチのところで、途中のスーパーで買っておいた弁当を食う。せっかく自然のあるところに来たんだから、昼飯は店で食うより外で食う方が美味い。

ガラガラな大駐車場

腹も埋まったのでツーリングを続行して、さらに山奥に向かう。再び線路沿いの人になるが、千頭駅より先はアプト式の井川線。ダム湖の湖上駅などを眺めながら、どんどん人の気配が無くなる山道を進み、遂に大井川鉄道の終点井川駅に着く。駅とは言っても、周りには何もない。基本的に林業用の路線だからこんなもんか。そして、何とここでも列車に遭遇した。こんな山奥なのに静岡市で、しかも政令指定都市なので区を名乗っているのが変な感じだ。

井川駅

これより先は単純に山道でしかなさそうだ。もう時間も遅いので帰ることにする。ここから高速までは、距離としては大したことはないが、ろくな道がない。どこを通ってもセンターラインのないクネクネ道ばかり。主な道は2本あるのだが、片方は土砂崩れで通行止めなので選択の余地がない。そのクネクネ道を淡々と走って、東名の清水ICから高速に乗る。その頃には既に暗くなっており、あとはひたすら走って帰るだけ。

特に問題を感じることもなく無事に帰宅したのだが、実はブレーキマスターシリンダーがすごいことになっていたことに後で気づくのであった。

走行距離440km、消費ガソリン13.6L、燃費32.3km/L。
道路代1750円、ガソリン代2088円。

まあまあ安く済んだし、大井川鉄道も観察できたし、楽しいツーリングでした。

セローリヤタイヤ交換(14,865km)

雨が降るんだか降らないんだかはっきりしない天気の中、家でじっとしていてもつまらないのでセローで散歩しようとしたところ、リヤタイヤがそろそろ限界なことに気付いた。

IMG_4275 スリップサインまで0.5mm

ウェザーニュースを信じるのであれば、夜までは雨は降ってもスコールらしい。何もしないよりマシだと思い、横浜のMCタイヤランドで交換してもらうことにした。

電話で在庫確認をして、あることを確認してから向かう。セローみたいな超メジャー車種だと「D605、セロー、チューブ、リヤ」だけで話が通じるから簡単だ。サイズをわざわざ覚える必要が無い。

雨に降られることも無く、うちから40分ほどで着く。こんな天気だけに、先客は居ない。さっき電話しておいたので話がスムースに進む。店のニイチャン2人はガシガシ作業を進める。外したチューブを見せられて、替えますか?どうしますか?と聞かれる。チューブを見て良し悪しを判断できる眼力は俺には無いが、替えてからまだ1年ちょっとしか経っていないし、パンクしたわけでもないのでチューブは再利用する。

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20分ぐらいで作業完了。料金は工賃等込みで10,300円。さすがに専門店は早くていい。

フロントタイヤだけ交換したのは何キロ時点だっただろうかと振り返ってみると、12,102km時点、北海道から帰ってきた直後だった。リヤの方が3,000kmほどもつようだ。

北海道の帰り、仙台港から宮城・福島の沿岸部を常磐富岡ICまで走ったのだが、あの素晴らしい田舎道はどうなってしまったのだろうか。あの時、ごく普通にボケーと眺めていた、福島第一原発の展望台は・・・

IMG_1773 何気なく寄った東電展望台

Castrol GTX 980円

なんとなくコーナンに行ってみたら、CASTROL GTX XLXが980円だった。セロー用なら充分なので躊躇無く購入。

castrol

前に買ったよくわからんMOBILのオイルより安い。そのオイルは特に可もなく不可もなくだったけど、これも多分その程度だろう。というか、その程度で充分。