Archive for 'BMW K1100RS'

K1100RSで正月早々三浦半島を走る

正月なので釣り人ぐらいしかいない三浦半島先端部を軽く一周

K1100RSで富士山周辺の撮影地を巡るツアー

ちょっとばかし暇を頂いたので軽く出かけてみました。

K1100RS 和歌山・奈良ツーリング記録

10月第1金曜日というツーリングシーズンが弊社の創立記念日で休みになるので毎年この時期はロング(というほどでもないが)ツーリングに行っている。今年は最後に残された自身バイク未踏破県である和歌山県に行くことにした。

なお、よくよく考えてみれば奈良県も走ったことがなかったことに走行中に気付いたので、急遽目的地に奈良県も追加した(どっちにしろ行きか帰りに通るのだが)。

元々2泊3日を予定していたが、天候不順により1泊2日への変更を余儀なくされた。三浦半島の付け根あたりに住んでいる自分からすると、紀伊半島はもはや大陸にしか見えない巨大さであり、ここを関東から1泊2日で走破することはかなり無謀だ。そこで伊良湖~鳥羽間のフェリーを活用して疲労削減と昼寝時間確保を図ることにした。伊良湖港は高速から遠いため、それほど時間短縮には寄与しないし、金額的にも大差ないので、疲労削減にしかならない。

何しろ最大の目的が47都道府県をバイクで走破することなので、このツーリング自体に明確な目的があるわけではなく、良い道と言われているところを走り、ありがちな名所を訪れ、少しだけ名物を食う、極普通のツーリングである。

ルートは以下の通り。

201510wakayama

以下淡々とツーリング中の出来事を。

1日め

  • 朝は少し早めに目覚める
  • 秦野中井から東名高速に乗る
  • 浜松まではひたすら暇なので淡々と新東名を走る
  • 浜松から伊良湖までの一般道もかなり暇
  • 伊良湖直前になりようやく景色が良くなるが、すぐに港に着いてしまう
  • 伊良湖港には既にバイクの先客が10名ほど
  • 港脇の事務所で往復のチケットを買う
  • 伊良湖港のフェリーターミナルで弁当を買う
  • 客数は少なく船内はガラガラ。のんびり弁当を食う
  • 伊勢湾の島々を縫うように進み、たまに観光案内放送が入る。そのせいで寝られない
  • 結局ほとんど寝ずに鳥羽到着
  • 三重県は一応走ったことはあるが、高速で通過しただけなので、これが事実上の初走破
  • そのまま和歌山には向かわず、パールラインを走る。なかなかいい道だ
  • さらに伊勢湾スカイラインを通って伊勢神宮に向かう
  • せっかくなので伊勢神宮に参拝する。さすがに人も多いし雰囲気も独特
  • だいぶ時間をロスしたので少々焦って高速に向かう
  • 紀勢道を南下
  • 海岸沿いの狭い国道を走る
  • 熊野市に入ったあたりで遂に日が暮れる(ちなみに目的地は紀伊勝浦)
  • 新宮で巨大なスーパーに立ち寄る
  • ようやく紀伊勝浦のビジネスホテルに到着
  • バイクの駐車場所が狭くて戸惑う
  • 紀伊勝浦は昔ながらの温泉観光地の雰囲気が溢れていていい感じだ
  • どうやら和歌山県では丁度国体開催中らしく、やけにガタイのいい人が多い
  • 名物らしいので、食堂に入ってマグロ定食を食う
  • 温泉も名物なのだが、公衆浴場に向かう体力がなかったので諦めて寝る

2日め

  • 自分にしては早めに起きる
  • 朝飯は前日スーパーで買っておいたおにぎり等
  • 景色の良い国道を淡々と南下。たまに写真を撮りながら橋杭岩、潮岬と立ち寄る
  • 例によって観光地でダラダラしすぎて猛烈に時間をロス
  • 周参見まで来ると、Google Map未掲載の紀勢道が開通していたので使う(無料区間)
  • どう見てもPAにしか見えない道の駅に寄る
  • 少々眠気を感じたのでエナジードリンクを飲む(人生初)
  • 紀伊田辺で降りて給油し、高野龍神スカイラインに向かう
  • 基本的に交通量は少なく、たまにすれ違う車両の半分はバイク
  • いつの間にか高野龍神スカイラインに入っていた
  • 頂上付近の駐車場に到着、景観はなかなか良い
  • 途中でもところどころ景観が良さそうな場所はあったが、時間がないのでパス(勿体無い)
  • 高野山近辺の分岐で橋本方面への国道371を選択したが、これが大失敗(かなりの酷道だった)
  • 狭くガードレールもなくクネクネというK1100RSには全く適さない酷道をようやく抜ける
  • 暫く走ったところで奈良県に突入 遂に47都道府県バイク走破達成
  • さらに走ったところでフロントブレーキがガタガタ言い出す
  • 空き地に停めて確認すると左のキャリパー固定ボルトがなくなっていた
  • 近くにコメリがあることが判ったのでノロノロ走り適当なボルトを買って装着
  • そろそろ帰りのフェリーがやばくなってきた。時間が気になりはじめる
  • 五條市を過ぎたあたりからは山間ルートになり交通量は激減、道もまあまあ
  • Googleナビの指示通りに淡々と走る(こういう走りにK1100RSは向いている)
  • 勢和多気ICから高速に乗る。辛うじて最終フェリーに間に合いそうだ
  • 鳥羽IC手前で工事中につき二見ICで降ろされる
  • かなり焦りながら走って鳥羽港に着いたが、何とフェリーは満車で乗れず
  • 車はガラガラなのにバイクだけ満車、16時の時点で既に最終便まで満車だったとのこと
  • どうしようもないので往復券を払い戻す
  • ロビーに居るとこれから乗る人たちが視界に入ってうんざりするので外に出る
  • 淡々と陸路を走って帰るか、一泊して翌日帰るかの二択だが、一泊して嬉しいことが何もないので帰ることにする
  • ついさっき激走した一般道をダラダラ走って有料道路に乗る
  • 無駄に有料道路代を払ったと思うと腹立たしいが、怒ってもいいことは無いので諦める
  • 嬉野PAで小休止し伊勢うどんを食う
  • 西名阪が渋滞気味のため、ちょっとだけ走って亀山PAで再度小休止
  • 様子を見ながら再出走。渋滞を淡々と乗り切り、伊勢湾岸道の刈谷PAまで走る
  • 東名から新東名に入り、浜松SAで給油
  • 夜の新東名は実につまらなくて眠くなるので、音楽を流しつつ歌いながら比較的低速度で走る(ゆっくり走らないと聞こえない)
  • 中井PAまでノンストップで走り、コンビニでカップラーメンを買い食いする。この時点で既に日付が変わっていた
  • 普段なら秦野中井で降りて海沿いを走るところだが、あまり走る意欲がないのでそのまま横浜町田まで東名を走る(実は厚木以東は走ったことがなかった)
  • 第三京浜から横浜横須賀道路に入り、逗子ICで降りて帰宅。時計はもう2時になろうとしていた
  • ちなみに翌日は普通に仕事

2日間の走行距離:1459km

K1100RS ユーザー車検(2回目)

2年前に続いてユーザー車検。勝手知ったる湘南陸運局へ。

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前回の経験があるので特に戸惑うこともなく・・・と言いたいところだったが、税金関連の手続きが簡略化されており、手順が1つ減っていた。それ以外はほとんど同じ。前回から走行距離が延びていないこともあり、あまり直すところもなかった。フロントブレーキの戻りが悪くて引きずり気味という不具合はあるのだが、そんなものを車検で見るわけもなく、無事に車検証は交付された。

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この日はセローの一時抹消手続きをしたのだが、車検に時間がかかりすぎた(家を出るのが遅かっただけ)ため、午前中の手続きには間に合わず、一時間半ほど時間を潰して午後出直す羽目になった。これがこの日一番の失敗。

K1100RS 新潟・会津ツーリング記録

5月下旬、冬季通行止めが終わった六十里越周辺と沼沢湖を中心に一泊二日のキャンプツーリングに出かけた時の記録を淡々と。

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1日目 (5/22 Fri)

  • 5時頃目覚める
  • 6時過ぎに出発
  • 自宅→寒川南IC 朝なのでR134もガラガラ
  • 寒川南IC→(圏央道、関越道)→塩沢石打IC
  • 圏央道で街の遊撃手ジェミニを見かけ、おおっ、と思ったら知人だった
  • 魚沼スカイラインに向かったものの、冬季閉鎖中であえなくUターン
  • 一般道で小出の道の駅までダラダラ走る。途中で八海山の前を通る。こんなところだったのか
  • 小出の道の駅はドライブインみたいで今ひとつだったが、周辺のスーパー、100均で買い物し、給油する (これ以降、沼沢湖までまともなスーパーはない)
  • 堀之内IC付近まで移動し、小出郷広域農道へ
  • 小出郷広域農道があまりにも素晴らしいので写真を撮りまくって時間を猛烈にロスする
  • R252で会津方面へ向かう
  • 入広瀬の道の駅で休憩。スーパーで買った菓子パンを食う(昼飯)
  • R252をひたすら走り、福島県に入る。とても数日前まで冬季通行止めだったとは思えない、雪の少ない快走路。単に除雪する気がなくて自然の雪解けに任せているだけなのではないか
  • とはいえスノーシェッドの中は水がポタポタ
  • 只見から金山あたりは、水害でJR只見線が壊滅的被害を受けた痕跡があちこちに
  • ポツリポツリと街が点在するので快走路というほどではない
  • 途中にスーパーはおろかコンビニ、酒屋すら発見できず、ビールを買うこともできず沼沢湖キャンプ場に到着
  • 沼沢湖キャンプ場の受付でようやくビールを買う。キャンプ場は1300円
  • バイクは湖畔ギリギリのところに停めて良いとのことなのでそこまで入る
  • とりあえずブーツをサンダルに履き替え、テントを設営する
  • 風が強いのでそれなりにペグをきちんと打つ。地面が硬い。いいペグを買っておいてよかった
  • テントを立て、今回のツーリング用に買ったNorth Eagleのローチェアにダラーッと座る。至福の瞬間だがビールはまだ飲めない
  • まだ陽があるのでしばし沼沢湖を散策。夕食の準備をほどほどにしたところで、近くの温泉「早戸温泉 鶴の湯」に向かう
  • 温泉まではバイクで10分弱
  • なんとなく自販機で500円の券を買ったら、既に6時を過ぎているので300円とのことで200円を手渡しで戻された
  • 洗い場は15人分程度、内湯は20人分程度、露天は5人分程度の小さい温泉だが、湯の質はいい
  • 露天風呂は目の前が只見川で眺めが良い
  • キャンプ場で夕陽を見たかったのであまり長居せずに帰る
  • この温泉でもビールを売っていた。こっちにすればよかった
  • キャンプ場に戻り、夕陽を見ながらビール。素晴らしい
  • 最近買った炭起こしで、持参した炭に火をつける。バイクキャンプで炭を使うのは初めてだ
  • コンロで湯を沸かしてレトルトの米を準備する。さすがに飯盒はめんどくさい
  • それなりに火がついたところで、炭起こしの上に網を載せて肉と栃尾の油揚げを焼く
  • 晩飯は牛肉、焼き鳥、油揚げ、ナムル、米。多すぎた
  • 焼き鳥をチビチビ食いながらシェラカップで八海山(目の前を通ったのでスーパーで買った)を呑む
  • 八海山の350ml瓶はあっという間に終わってしまい、自分用土産に買った吟醸酒を呑む
  • それなりに冷えてくるので松ぼっくりやら木の枝やらを燃やす
  • いい感じで酔っ払ってきたので湖畔を散歩する。キャンプ場の電灯があるにもかかわらず星の数がすごい
  • さすがに翌日に差し支えるので23時頃に寝る

2日目 (5/23 Sat)

  • 6時頃目覚める。少なくとも二日酔いではない
  • テントの外に出てダラーッとする
  • 湯を沸かして珈琲とカップスープを作る
  • それらを飲みながらバターロールを頬張る(5個は多すぎた)
  • 片付ける。やっぱり炭を使ったりすると片付けも時間がかかる
  • キャンプ場を出て、なんとなく集落方面に向かって少しだけ散策する
  • 来た道を戻り、国道ではなく県道で会津方面に向かう。この県道がなかなかいい
  • R252に戻り、道の駅に寄る。ここはキレイだった
  • 暫く走ったところで広域農道会津パールラインに入る。小出郷広域農道ほどじゃないけどこちらもいい。但し看板が少なく道が判りづらい
  • 途中で給油し、道の駅猪苗代で休憩。その後猪苗代ゴールドラインに入る。少し観光客の車が増えたがそれほどでもない
  • 道の駅裏磐梯で再度休憩、その後桧原湖の西岸を走る。この道もいい。来るたびに整備されていて細い区間が少しずつ減っていっている
  • 途中で塩ラーメン屋があったので寄ってみたが、5組待っていたのでやめた
  • そのまま桧原湖を一周し、セブンイレブンで冷やし中華と自分の土産用に日本酒を買う
  • スピードくじを2枚引かされたら、何故か2枚とも当たり、アイスとカルピスウォーター1リットルを貰った
  • アイスはいいが、カルピスウォーターは正直言って邪魔だ
  • レークラインを走り、磐梯吾妻スカイラインに向かう
  • 磐梯吾妻スカイラインも快晴の土曜日にしては観光客が少なくて良い
  • 去年来た時に大抵のビューポイントで止まったので、今回はほとんど止まらずに走破する
  • 山を下ったところでそのまま高速に乗る手もあったが、それでは面白くないのでフルーツラインを走る
  • その後国道で土湯方面へ。R1三島〜箱根をさらに高速化したような快走路
  • 土湯から猪苗代方面に向かい、途中で曲がって母成グリーンラインで山下りする
  • 磐梯熱海から磐越道に乗っても良かったのだが、なんとなく乗らずに県道を走る
  • 適当に県道を走って白河ICに向かう。特筆すべき道は無かった
  • 白河ICの手前で最後の給油。これから暇な時間が始まる
  • 既にそれなりに疲れているので、あまり速度を上げずダラダラと都賀西方PAまで走る
  • PAで休んでいるうちに遂に日が暮れる
  • 走りだした途端に、ライトがついていない異変に気づく
  • ハイビームは生きていることが判ったので、とりあえずそのまま走る
  • SAでハイビーム側にガムテープを貼ってその場しのぎする
  • そんなことをしていたら食欲が減退したので、持っていたドーナツだけを補給してそのまま帰る
  • 川口PAで少し休む
  • 首都高速は相変わらず走りにくい
  • 湾岸線で横浜の観覧車を見ると帰ってきた感じがする
  • 疲れていたので、いつもならケチって乗らない横浜横須賀道路を使ってしまう
  • 22時頃帰宅。走行距離999km。何という寸足らず感。

燃費はだいたい20km/L程度。なんだか振動が増えてきた気がするので、また同調をやり直さなければならないようだ。メンドクサイ。

2014年まとめ [K1100RS]

2014年は結局1年通して何も書かずじまいだったことを反省して、元旦早々去年のまとめ。

2014/3/15

久しぶりに引っ張り出して沼津までツーリング。
約半年ぶりのエンジン始動にも関わらず何の問題もないところがBMWクオリティ。
しかし運転者のクオリティは劣化する一方で、たかだか200km弱のツーリングで左手が痛くなる。

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2014/4/12, 13

毎年恒例の岐阜ツーリング。
行きの中央道が通行止めになり大幅なルート変更を余儀なくされた。
御嶽山がその後あんなことになるなんて、この時点では知る由も無い。

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2014/5/1, 2

蔵王・吾妻・会津あたりを1泊2日で、久しぶりの健康ランドツーリング。
南東北とはいえ、1泊2日ではやっぱり駆け足になってしまう。
2日間の走行距離は1126km。

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2014/9/20

暑くなってからは全く乗らず、秋が近づいてきた頃にメンテナンス実施(実施時走行距離:59550km)。

  • オイル漏れが発覚していたリヤブレーキマスターを800円の中古品に交換
  • 同じくオイル漏れしていたフォークオイル/オイルシール交換(この際、ABSセンサーが膨張していて抜けず、余計なところで散々苦労する。それに加え、フォークボトムのボルトもなかなか抜けず、余計なところばかりで苦労する)
  • フロントブレーキパッド交換(まだ多少は使えたが面倒なのでこの機会に)

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2014/9/22

せっかく直したので房総暴走ツーリング。
アクアラインから九十九里へ抜け、一周回って金谷からフェリーで帰還。
去年はエンジンを直し、今年は車体がまともになったK1100RSは実に快適。

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2014/10/3

調子に乗って箱根・富士山近辺をツーリング。
その過程で60,000kmに到達。
このK1100RSは18,500km時に購入したので、自分的には100,000kmまでようやく半分を超えた気分。

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2014/10/30, 11/1

さらに調子に乗って栃木の奥の方をツーリング。
日光から戦場ヶ原で折り返して霧降高原、塩原。
K1100RSでは数年ぶりのキャンプ。
雨予報ではなかったエリアを選んだはずなのに、2日目はひたすら雨でうんざり。

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2014年はこれでおしまい。
2015年はどれだけ走れるか。
現時点ではダメなところはないけど、どうせどこか壊れるに違いない・・・

K1100RS ユーザー車検 備忘録

15年ぶりぐらいにユーザー車検をやったので自分用にメモ。

事前準備

とりあえずざっと車体の確認をする。

  • エンジンがかからなかった(燃料ポンプが回らなかった)ので、サイドスタンドを手でガシガシ動かしたら直った。スイッチの接触不良だろう
  • タイヤの溝が明らかにNGなレベルなので、仕方なく交換する
  • フロントフォークのオイルが漏れているが、車検合否にはあまり関係ないレベルなので無視する
  • アンダーカウルを外してクラッシュバーを装着した状態だが、それで車検に落ちるとは思えないので無視する

バイク屋に頼まなければならないような致命的な問題はなさそうなので国土交通省の予約サイトで車検の予約をする。

事前整備

定期点検記録簿のフォームをダウンロードする。
ダウンロードした定期点検記録簿に沿って実施する。但し一部は省略(プロペラシャフトのスプライン部のがた、なんていうものを見れるわけがないので)。

  • カメラ固定用金具、適当に装着したシガーソケット等の余計な部品を外す
  • 燈火類は概ね問題無し
  • ポジションランプが点灯しないので確認したところ、玉切れのようだ(テスターで測ったらコネクターまで電気は来ている)。車検合否には関係ないので無視する
  • リヤブレーキオイルが減っていたので追加
  • 冷却液が減っていたので追加
  • エンジンオイルが足りないので追加
  • リヤブレーキパッドは替えてからまだあまり走っていないので見ない
  • フロントブレーキパッドはフォークオイルシールを替える時に同時に確認することにして今回は見ない

車検当日

1日4セクションに分かれていて、2つ目のセクション(受付時間が10:00〜10:45、検査実施は10:15〜11:30)を予約したので、それに合わせて家を出て湘南陸運局に向かう。うちからはだいたい30分程度。しょっちゅう来ている平塚競技場Shonan BMWスタジアム平塚の少し先。

予備車検

湘南陸運局の向かいにある栄和自動車で予備車検を受ける。スピード、ブレーキ、光軸のテストで3000円。ついでに自賠責にも入る(24ヶ月で13640円)。

カウルを外して全塗装したので光軸は確実にズレているため、この出費は仕方がないものと割り切る。

検査費用と自賠責代を払い、ラインに乗せる。
スピードはメーター読みで43km/hぐらいが計測器の40km/h相当のようなので、それにあわせて計測器のスイッチを踏むようにとのこと。
ブレーキについてはガツンと思いっきり効かせないと落ちるらしい。
光軸は予備車検であわせても落ちる人が多いので、もし落ちた際は何センチぐらいズレているのか検査官から聞いた上で再度来てください、とのこと。

料金の支払いやら何やら含めて、だいたい15分ぐらいで終わる。慣れていれば5分で済みそうだ。

手続き

車検に限らず陸運局で一番メンドクサイのがこれ。検査そのものよりメンドクサイ。

  • D棟で書類一式を買う(20円)
  • すぐ隣の窓口で印紙を買う(重量税5000円、手数料1700円)
  • C棟に移動し、購入した用紙に記入(一つだけ鉛筆、あとはボールペン。本人の場合はハンコ不要。予約番号はここで必要になる)
  • B棟に移動し、納税証明と車検証を出し、車検証にハンコをもらう
  • C棟に戻り、窓口で継続車検の申請をする
  • 書類に不備はなく、検査レーンの00番に並ぶように指示される

字で書くと大したことないが、あちこち行ったり来たりするのと、慣れないので書き方がよくわからないため20分ぐらいかかる。

検査

00番レーンには先客一名。

待機線で待っていたら、すぐにサンボマスターのVoの人みたいな検査官に呼ばれた。
ウインカー、ブレーキランプ、ヘッドライト、車台番号、タイヤの溝などの確認。昔やっていた鉄の棒でホイールをカンカン叩く謎の行為は今回はなかった。ホーンは確認されなかった。排ガスやマフラー音量の確認もなかった。漏れているフォークオイルを拭うことを忘れていたが、問題視されなかった。そしてこれら確認は問題なくOKが出た。

検査ラインはやったことあるかと聞かれたので10年以上前だと言うと、検査担当のオッサンを呼んでくれた(逆に言うと、経験者はセルフで勝手にやるということ)。

しゃがれ声のオッサンの付き添いでブレーキ、スピードメーター、光軸の試験。メーターは後輪だと最初に言っておくのが吉。本来なら機械の指示に従えばいいのだが、オッサンがガイドしてくれるのでそれに従う。自分で左足のフットスイッチを操作して次々と検査を進める。心配された光軸も含め、全て一発合格。

レーン隅の機械に書類を通して何かを印字し、それを建屋内の小屋に持って行ってハンコをもらう。これで検査は終了。

車検証発行

C棟2番窓口に行って書類を出す。
ほどなくして新しい車検証とステッカーが交付される。

交付されたステッカーをナンバープレートに貼付けて、めでたくユーザー車検完了。予備車検も含めて所要時間は1時間弱。申請であちこち行かされるメンドクサさを除けばなんともあっけなく終わった。

かかった費用は予備車検も含めて総額23360円。当たり前だがバイク屋に頼むよりも安い。ほとんど整備しない「通すだけ車検」の半額程度か。

ちなみに事前に記入した記録簿は誰もまともに確認しなかった。自分のバイクの整備状況は自分で管理しろということか、と良い方に解釈することにした。だったら車検制度自体不要だろうと(以下略)

K1100RSタイヤ交換 BT-023→T30

5月連休以降カバーをかぶったままだったK1100RSの車検が近づいてきた。

例年6月〜9月と真冬はろくすっぽ乗らないんだから車検期間もその分伸ばして呉れ、なんて悪態を吐きながらカバーを剥がして各部を確認してみると、車検で真っ先にチェックされるタイヤの溝が殆ど残っていないことに気付いた。というか車検用のチェックをして初めて気付くんじゃねえよ俺。

前にタイヤを替えてからまだ9000kmぐらいしか走っていないのに,
前後ともスリップサインが出ている。ロングライフを謳っているBT-023なのに全然大したことない。遠方ロングツーリングの割合が多く、延々高速数百キロみたいな走り方をしているせいもあって減り方が偏る面はあるかもしれないが、それにしても減りが早い。

仕方がないので次のタイヤを探す。車検が近いのでサッサと替えなければならない。BT-023は性能面ではあまり印象に残る点がなく、可もなく不可もなくだった。好印象だったPilot Road 2には既に新型の3が出ているが、それは少々高い。まだ並売している2ならそこそこ安い。そしてBT-023ならそれよりさらに安い。Pilot Road 2は約10000km持った。BT-023は9000km。差額はxxx円だから1000kmあたり幾らで・・・なんていう趣味性のかけらも無い計算の結果、再度BT-023にすることにした。今はあんまり資金に余裕が無いのだ。

問題は何処で交換するかだ。K1100RSのタイヤ交換を受け付けてくれる店は限られている。ディーラーは価格面と敷居の高さ故もっての外、NAPS等の用品店は基本的に対応できず、二輪タイヤ専門店だけが残る。最も近い横浜のMCタイヤランドに電話してみると、残念ながらBT-023は在庫が無かった。続いて世田谷のspeedstarに電話すると、BT-023の在庫は無いが、後継のT30ならあると言う。価格差は前後で1500円ぐらいとのこと。そのぐらいの差額で新型が買えるなら許容範囲だ。しかも差額を払ってもMCタイヤランドよりちょっと安い。今回は時間的余裕が無いのでそれで手を打つことにした。T30なんていうタイヤのことはよく知らないのだが、専門店が後継製品だというならそうなんだろう。その程度の認識で4万円も払う自分もどうかと思うが。

よくよく考えてみると、1500円余計に払うならPilot Road 2が買えたんじゃないかという気もするが、どうせこれも在庫が無いのだろうから気にしないことにする。

ここまではいい。問題は店に行くという行為だ。世田谷といえば東京だ。俺は東京の一般道は苦手なのだ。車も信号も多いし、車線もコロコロ変わってろくなことがない。しかし行かねばならない。嫌々ながらバイクの軽整備をする。とりあえずエンジンをかけようとすると、困ったことにかからない。サイドスタンドを上げても燃料ポンプが回らないのだからお話しにならない。はて、ポンプはちょっと前に替えたばっかりだし、何が悪いんだ?

ふと思い立って、サイドスタンドを手で握って何度か下ろしたり戻したりを繰り返すと、いきなり燃料ポンプがジーと音を立てて動き出し、無事にエンジンもかかった。おおかたサイドスタンドのスイッチが固着でもしていたのだろう。4ヶ月放置しただけでこうなってしまうとは。その後、あと50kmほどの命となったタイヤにフットポンプで空気を入れて準備完了。自分もプロテクター入りGパンとメッシュジャケットに着替えて準備万端。場所を覚えていないのでRAMマウントにiPhoneを固定して出発。

このところセローにしか乗っていなかったので、久しぶりに乗るオンロードバイクは新鮮だ。パワーも桁違いだし走りもいい。しかし渋滞路での扱い易さは遥かに劣り、高温多湿下での運転に至っては惨敗もいいところ。昼間は暑いので夕方になってから動き出したのだが、それでも暑い。R1は比較的空いていたのだが、原宿や戸塚警察のちょっと信号待ちしただけで簡単にファンが回る領域に行ってしまうのは勘弁してほしい。それでも横浜新道、第三京浜が空いていたため息を吹き返して元気に走っていたのだが、玉川ICで一般道に降りた途端に暑さ・人の多さ・信号の多さのトリプルコンボで不快感がMAXになる。ほんのちょっとしか走っていないのに左手の握力が限界になり、全てがメンドクサくなってきた頃にようやくspeedstarに到着する。

先客が数名居るようで、店の前にはバイクを置く余裕が無かった。仕方がないので道路の隅に停めてヘルメットを脱ぎ、暑さから解放されてホッとしていると店員のニイチャンに話しかけられる。T30の取り置きをお願いしていた者だと伝えると、ファミレスのような待機表に名前を記入される。混んでいるので1時間ほど待ってほしいとのこと。こればっかりはしょうがない。

店頭に並んでいるバイク雑誌、他人のバイクのタイヤ交換作業を見ながら時間をつぶしているうちに俺のK1100RSの番が来る。前回と同じく、前輪のシャフトを抜く際にジャッキアップをせず、一人がグラブバーを掴んで体重をかけて前輪を持ち上げ、その隙にシャフトを抜き、そのシャフトにウマをかける、という荒技で作業を進める。ここはいつもそういうやり方なのだろう。

バルブのゴムが劣化しているので替えた方がいいですよ、と言われたので素直に替える。30分ほどで作業終了。

フロント:14,500円
リヤ:21,600円
バルブ:500円 x 2
工賃:7,600円
値引き:-2,000円(現金払いをすると値引いてくれる)

合計:42,700円

タイヤ交換の備忘録を書くたびに同じことを書きたくなるのでまた書いてしまうが、バイクのタイヤは高い。1,000kmで4,000円、100kmで400円、10kmで40円。ガソリン代の高さばかりを気にしがちだが、リッター20km程度(つまり2013/9時点では10kmあたり80円ぐらい)のK1100RSの場合、ガソリン代の半分ぐらいのタイヤ代も走るたびに払っていることになる。とんでもないコストパフォーマンスの悪さだ。性能面の向上ばかり考えず、そこそこの性能でロングライフなタイヤも作ってほしい。それが出来ないなら単純に旧製品の並売を長期間続け、少しずつ値下げしてほしい。それだけで充分なんだけど。

新品は滑るので気をつけてくださいね、というおきまりの忠告を受けて帰路につく。既に7時を回っているので多少渋滞も解消されているが、ちょっと車線選択をミスると無駄な右折渋滞につきあわされるので油断できない。やはり都内は怖いところだ。第三京浜に入って多摩川を渡るとちょっと落ち着く。その後は大した渋滞も無く、無事に帰宅。

新しいT30の第一印象は、まあまあ軽快且つ素直に走る。ただ、交換直後の新品故に空気圧が適正で段減りしていないから、というだけの話かもしれない。タイヤの性格としてはスポーツツーリングタイヤとのことなので、せめて箱根ターンパイクか富士山スカイラインくらいは走ってみないと何も評価できなさそうだ。しかしそのためにはこの酷い残暑、というか湿度がどこかに行ってくれないことには・・・

交換時の走行距離:56845km

K1100RS 全塗装 総括

塗装作業・記録作業ともにやっと終わったので総括。

Part 1
Part 2
Part 3
Part 4

全塗装だけの実作業としては約3ヶ月。
かかった費用としては、部品代が約10000円(クラッシュバーを含めると30000円)、塗装関係が塗料と関連用品で約20000円。

1/24のプラモデルでも真面目に作ったら4000~5000円ぐらいはかかるので、原寸大プラモデルがこの値段ならまあ悪くはないかと。全て自分でやったので、出来上がった時の満足感はプライスレス。満足感が1/24のプラモデルの24倍かというと、そういうわけでもないのが面白いところ(模型とホンモノは全くの別物なので)。

何度かの失敗、想定外の剥離作業、屋外作業での塗料無駄遣い等があったので、きちんと計算通りに事が進めば塗装関係の費用も2/3ぐらいで済んだと思われる。また、安物塗料は、本気の安物(280円とか)にする手もあったが、他の塗料との成分が合うかどうか、表記がテキトーでよくわからなかったのでやめておいた。

とりあえず、元のK1100RSの形状には、戻そうと思えば戻せる。但しミドルカウル/アンダーカウル/サイドカバーはパールホワイトのままなので、これらも塗るか、または同系統色なので見なかったことにするか、対策が必要。ロングツーリングでトップケースが欲しくなった時の対策も必要(当面不要な気がするけど)。

作業期間

構想開始:2012/初秋
クラッシュバー関連作業:2012/12/末
塗装作業開始:2012/12/30
塗装作業終了:2013/3/24
装着終了:2013/3/31
画竜点睛:2013/4/6

購入部品(ほとんどオークション)

K1100LT クラッシュバー(5000円)
K1100LT クラッシュバー装着用金具類(15000円くらい)

K100RS 2V アッパーカウル(4500円)
K100RS 2V ラジエターカバー(300円)
K100RS 2V アッパーカウル インナーカバー(100円)
K100RS 4V テールカウル(100円)
K100RS 4V テールカウル グラブバー(100円)
K100LT サイドカバー(3000円)
K100RS 4V スクリーン&フラップ(2500円)

===> 使用部品代:約10000円(クラッシュバー除く)

使用塗料

ソフト99プラサフ(800円):3本
Mr.カラープラサフ(400円):2本
安物ホワイト(680円):5本
安物クリア(680円):2本
ホンダ用スーパーソニックブルー(1200円):3本
日産用アクアブルー(1200円):1本
ウレタンクリア(1980円):1本

===> 塗料代:約15000円

塗装用品

強力剥離剤(900円):1本
水性剥離剤(700円):1本

クリアラインテープ(680円):2セット
マスキングテープ 15mm幅(100円):2本
マスキングテープ 30mm幅(190円):1本

養生テープ(2m):398円 <-- 室内塗装ブースで利用 プラスチックのスクレーパー:300円 テールカウル角部そぎ落とし用金具:300円 耐水ペーパー:手持ちの物を利用 補修用パテ:手持ちの物を利用 シリコンオフ:手持ちの物を利用 ===> 塗装用品代:約4000円

今回の改造により余った部品

K1100RS アッパーカウル(割れ補修済み、ヒビ多数)
K1100RS アッパーカウルインナーカバー
K1100RS スクリーン(割れあり)&フラップ(折れあり)
K1100RS ミドルカウル、アンダーカウル(傷多数)
K1100RS サイドカバー(程度まあまあ)
K1100RS テールカウル+GIVIキャリアベース(取付部に割れあり)
GIVIトップケース(MAXIA)

いずれも売却等はせずに保持する

(以下、買ったものの使わなかった部品)
K100RS 2V ミドルカウル&サイドカバーのセット(300円)
K100RS 4V フロントフェンダー(100円)
K100RS 4V フロントフェンダーのカバー(100円)
K100RS 4V テールカウルのアンダー側(100円)
K100RS 2V インテークパイプ(100円)<-- サイズが合わなかった

K1100RS 全塗装(Part4 装着)

外装部品の全塗装は終わった。あとはこれを組み付けるだけなのだが、単純に外した部品を装着するわけではないので、案の定あれやこれやと引っかかる。

インナーカバーをぶった切る

K1100RSのアッパーカウルには、(こう呼ぶのが正しいのかどうか判らないが)俗にインナーカバーと呼ばれるものがあり、アッパーカウルとガソリンタンクの間にある数センチの隙間を埋めるような役割を担っている。

これがないと走れないわけではなく、むしろ何の関係もない部品である。ただ、このような外観だけにしか寄与しない部品は、二輪車界では高級車に相当するBMWらしい部品であり、これがないと急激に安っぽくなることは否めない。

したがってこの部品はあったほうが良いとは思うのだが、今回はミドルカウルを装着するのをやめてしまった関係で、インナーカバーが無駄に長くなってしまい、宙に浮いてブラブラしてしまう。

そこでどうするかと言うと・・・

100円で落札したK100RS用インナーカバーを現物合わせで切断してしまった。

このインナーカバー、100円なのに非常に程度が良く、K1100RSのものを切ったほうが良い気もしたのだが、サイドカバー形状が変わった関係で取り付け部分が若干変更があるため、部品自体が異なっている。そのため、当初の予定通り、100円のものを切ることにした。

ちなみにこの切断作業は思ったほど簡単ではなかった。このカバーは単なるプラスチックの成形部品ではなく、波板状の金属板を分厚いゴムで覆った、手の込んだものである。そのため非常に頑丈で、ズッシリと重い。

性能だけを考えれば、こんな部品を使う理由が全くわからないが、BMWなりの何らかのこだわりがあってこのような構造にしているのだろう。そのため金ノコで時間をかけて切断したのだが、ゴムが厚すぎる関係で金ノコが真っ直ぐに進まず、意図しない方向に切れてしまった。

そして実際に装着してみると、片方はちょっと長すぎ、もう片方は短すぎるという、実にだらしない結果になってしまった。安物の金ノコを使った俺が悪いのだが。

ラジエーターガードは無視

ミドルカウル除去に伴ってラジエーターガードも外した。何もないのも多少気になるので、K100RS用の部品をとりあえず100円で落札してある。これを分解して金網だけうまいこと使えないものか、と画策してみたが、当たり前の話だが少なくともポン付けは無理。

では加工すれば付くかというとそんなわけもなく、全く話が進まない。ステーなり何なりを自作するか特注して、既存のステーやボルト穴に噛ますようにしないと固定できなさそうだ。そんなことをやっている暇もないし、そこまでの価値も感じられない。

当然の結果として「無視する」ことになった。

とりあえずエンジンをかけたい

こうしてようやく本当に準備完了。遂に全塗装した部品の装着作業に入る。どれからやってもいいのだが、兎に角エンジンがかからないとお話にならないので、まずはガソリンタンクから始めることにした。

タンクを車体に載せ、外してあったホースと燃料ポンプハーネスを繋ぎ、給油口キャップを取り付ける。携行缶に入っていたガソリンをタンクに入れ、キーを捻る。当たり前だがポンプは動く。そして暫く待ってからセルを押すと、ガソリンが全くなかっただけに少々ブスブス言ってはいるが、普通にエンジンがかかった。まずは一安心だ。

カウル装着開始

残すは各種カウル類である。まずは既存のものを外さなければならない。過去にやったことがあるので、やり方が判らずに苦労するということは無いが、単純に時間がかかる。

まずは大物、アッパーカウルから始める。カウル付きバイクの外装脱着は、大概にしてこのアッパーカウルというものが最もメンドクサイ。K1100RSもその例に漏れないが、多くの部品は既に外してあるのでそれほど苦労はしない。

ライトのハーネスを抜き、各種インナーカバーを外し、カウルを留めているいくつかのネジを外してライトユニットごとカウルを外す。そして外したアッパーカウルから、スクリーンやライトユニットを外す。ここまでは比較的順調だったのだが…

K100RS 4V以降は、カウルとミラーの間に2cm厚ほどのゴムを挟むようになっている。外したアッパーカウルからこの部品も外し、全塗装したカウルに装着しようとすると、何かがおかしい。

何と、固定ボルトを通す穴の数が合わないではないか。全塗装したK100RS 2V用のものは2つ、K1100RSのものは3つ穴が開いている。要するに4V以降は3箇所固定するようになったということだろう。ここまで来て現れた思わぬ落とし穴に狼狽える俺。おかしいぞ、アッパーカウルの品番はどちらも同じなのに…

少々動揺しつつ固定用の金具をあてがってみると、どうやらカウルの穴は単純に1つ増えただけで、それ以外の穴の位置は同じであることが判った。穴の位置が双方バラバラだと困ったことになるのだが、そうではなくて助かった。そうなれば話は早い。足りない穴を追加で開ければ済む話である。

早速金具をあてがって穴の位置をマジックで印をつけ、電動ドリルで穴を開ける。それ自体は大したことがない行為なのだが、仮にドリルがズルッと滑ったりすると全塗装が台無しになるので、この穴あけ作業は非常に慎重に行う。精神的に疲れる作業だ。

穴が3つになったカウルに、ゴムとベース金具をあてがい、長いボルトを通す。穴の位置が微妙にズレている気がするが、今更どうしようもないので強引に通す。とりあえずベースは固定できたので、良しとする。ミラー本体はカウル装着後に付けることになる。

反対側も同様に穴を開け、ミラーのベースを装着する。そこに新たに調達した割れていないスクリーンと、古いカウルから取り外したライトユニットを固定し、ようやくアッパーカウルそのものの準備が終わる。

そのカウルをK1100RSに装着する。手が滑って落っことしたりすると最悪なので慎重に。フロント側4箇所とサイド2箇所の主たるネジを固定すれば、もう落っことすことはない。外したインナー類や水温計、ガソリン計等を装着し、ぶった切ったインナーカバーも装着した。さらにミラーも圧入し、アッパーカウルの取り付けが完了。

その他のカウル

アッパーカウルに比べると、その他のカウルは簡単だ。

とりあえずシートを外し、続いてテールカウル一式を外す。このテールカウルはアッパー側とアンダー側の2つの部品から成っており、今回塗装したのはアッパー側だけなので、外したものをさらに分解する必要がある。これはネジ4箇所で外れるので大した話ではない。

今回落札した部品はテールカウルとグラブバーが別扱いだったのだが、困ったことに固定用ネジ類が付属していなかった。そのため、これらのネジも既存のものを外して転用しなければならない。

あれやこれやと部品を入れ替え、K1100RSに装着する。単体で見ると企画倒れに思えたテールカウルの塗り分けも、装着した姿を見るとそれほど悪くはない(良くもないが)。元々ついていた「RS」エンブレムの収まりが悪そうであることには変わりはない。

そしてサイドカバーも装着する。これは本来であればゴムのベースに圧入するだけなのだが、困ったことに落札時点でサイドカバー側の固定部が折れてしまっており、3箇所中2箇所しか固定できないため、完全な固定はできない状態だ。

本来なら塗装する前に直すべきなんだろうけど、セットで使用するテールカウルが装着されていない状態だったので、必殺技「現物合わせ」をすることが出来なかったので放置してしまった。そんなわけで、この時点ではとりあえず2箇所のボスを圧入して仮装着しただけで終わる。

これでようやく全てのカウルを取り付けたことになる…と思ったらフロントフェンダーが残っていたのでこれも装着。


始動確認

サイドカバーが無いので仮の姿ではあるが、とりあえず公道を走れる状態になった。この後予定があったのであまり時間はないのだが、走りたい衝動を抑えきれず、試運転に出かけてしまった。ガソリンがろくすっぽ入っていないので遠出はできない。むしろ給油しに出かけるようなものである。

カウルやトップケースを外したため、ほんの少し軽くなった筈なのに相変わらずクソ重いK1100RSを方向転換し、ゆっくり走りだす。ガソリン残量が殆ど無いせいで給油ポンプの音が大きい気がするが、それ以外はごく普通に走る。替えたのは外装だけなので当たり前だ。走ってもらわないと困る。

今まで真っ白だったタンクやアッパーカウルに青が混じっただけなのだが、走っていても随分と違うバイクになった気がする。よくよく見てみると塗りがよろしくなく、特にスーパーソニックブルーはムラが多いのだが、所詮素人の自家塗装なんてこんなもんだ。それよりも自分で全てやった満足感と、カラーリングが変わったことによる新鮮さを楽しんだほうがいい。

とはいえガソリンが無いのでそんなに楽しんでいる余裕もなく、すぐにガソリンスタンドに到着。そして時間的余裕もないのでそのまま帰宅。ほんの少し走っただけだったが、縦Kのエンジンフィーリングはやはりいい。

サイドカバーはゴムで付ける

さて残すはサイドカバーだけとなった。元々はΩ型のツメのようなもので、プラスチックの弾性で固定していたと思われるが、それが折れてしまって存在しないため、きちんと固定できない状態だ。車体側には水平方向に5mm径程度の金属棒がシャシーから出ており、ここに10mm径程度のゴムパイプがあり、そこにツメが噛むような形だと思われる。

見たこともないツメを復活させることはおそらく難しいので、何らかの代替案を模索する。主な案としては

  • サイドカバーから何らかのツメを生やし、金属棒に何らかの手段で引っ掛ける
  • サイドカバーに何らかの板状のものを固定し、それに穴を開け、金属棒を通す
  • サイドカバーにゴム状のものを固定し、それに金属棒が通る程度の切欠きを設け、弾性で留める

「何らかの」ばっかりであることが気に入らないが、妄想レベルだとこんなもんだ。最も簡単で且つ手元に材料があるのが3つ目の案なので、とりあえず適当にゴムを切ってやってみたが、弾性で「留める」ためには金属棒が細すぎて、簡単に外れてしまう程度にしかならない。これでは固定手段としては使いものにならないので、早々にこの案は却下になる。

続いては2番めの案を試す。板状のものとして、プラ板や金属板でも良かったのだが、とりあえず手っ取り早いものとして3mm厚のゴム板で試してみた。ゴム板に金属棒を通す穴を開け、反対側をガムテープでサイドカバーに仮止めした状態で車体に装着してみると、少なくとも3番目の「弾性で留める」案よりは格段にまともに留まる。サイドカバーにはガムテープで仮止めしているだけなのでガタガタしているが、そこをきちんと固定すれば使えそうな状態だ。下手に頑張ってプラ板や金属板にすることに比べ、弾性がある分だけ必殺技「現物合わせ」にも都合が良く、また加工性も良い。なんだかこれでいい気がしてきたぞ。

しかしさすがに3mm厚では頼りないため、これを2枚重ねにしたものを作り、再度仮止めしてみた。やはり問題ない。というわけで、この案に決定。ゴム板をボンドG17で2枚重ねに接着し、それを収まりが良いように角をそぎ落とした上でサイドカバーに固定する。本来は双方に穴を開けてネジ止めでもすべきところだが、現物合わせのしやすさを重視してタイラップで適当に固定し、それをガムテープでグルグル巻きにして固定できたことにする。

こうして遂に3箇所固定できるようになったサイドカバーをK1100RSに装着する。これまで何度も試してきたので判っていることではあるが、やはり問題ない。

これでカウルに関しても遂に終了。あと残すは1つだけ。

画竜点睛

最後はコレを貼って完成。


貼ってしまうと、もう後戻りはできない。そう簡単には塗り直しはできない。率直に言ってウレタンクリア塗装の仕上がりには納得できていない。しかし「お前はまたタンクとアッパーカウルを外して塗り直したいか?」と言われたら、一切迷うこと無く断る筈だと言い切れるほど塗装にはうんざりしているので、それ以上考えずに貼ってしまった。

「何も貼らない」っていう案も勿論あったけど、取り付け場所を塞いだり削ったりしなかったため、何もしないと逆にみっともないので貼らざるを得なかった。後になって思えば、とりあえず最初は適当なパロディステッカーでも作って貼っておいたほうが面白かったかもしれない。

何はともあれ、やっと本当に走れるようになった。その後の試運転の結果も問題なし。


せっかくなので塗ったばかりのカウル類にワックスをかけて準備万端。ツーリングに出かけるのを待つだけとなった。