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20091226 : やっと助手席も正しい姿に
車検のついでに運転席側シートを縫合修理したおかげで、ドアを開けた瞬間、否、ちょっと覗き込んだ瞬間から漂いまくっていたポンコツ臭が少し消えたものの、ちょっと助手席側に目を移すと、そちらは相変わらず破けたまんま。これを、以前和歌山のS氏から譲り受けたスペアのシートに交換することにした(今まで使っていたシートは、神戸で買ってきて、今は某所で寝ている部品取り車のもの)。
じゃあどうして運転席側もそうせずに修理したかというと、S氏から譲ってもらったものも過去に破れてしまっていたからなのだ。そのため、両方とも部品取り車のものを装着したところ、それもあっという間に破けてしまい、そのまんま10年近く乗っていたのだ。
両方とも破けているとどうでもよくなってしまうんだよなあ。
こういうのは、どうでもよくなく思えた瞬間にやってしまうに限る。
早速シートを外して、現在はMac椅子と化している助手席シートと交換する。
図体がデカかったり、いちいち錆びていたりするせいで、たかがこんな作業でも2時間近くかかってしまった。やはり両方とも破れていないというのは実に気分が良い。とはいっても、どうせいつも何かしらの手荷物が載っているから殆ど見えやしないんだけど。
20091225 : パーツフロム長野
局所的に話題になっていた長野方面のピアッツァ解体車(83型JR130、SOHC、MT)。解体屋に現物を見に行きたかったけど、風邪ひくわ、雪予報だわで、行くに行けないので、電話でまだあるかどうか聞いてみた。すると、まだクルマ自体はつぶされていなかった。エンジン以外は調子よかったみたいだし、今後JR130の解体車がそうそう出てくるわけがない、とか考えるとMOTTAINAI根性がムラムラしてしまい、我慢ならずにその場で色々頼んでしまった。
せっかくなので、自力じゃやる気がしないもので、且つ今までに壊れたことがあるもの or 製廃であることが判っているものばっかり頼んでみた。
・ステアリングラック
・エアコンのコンプレッサー
・ブロアモーター
・エバポレーター
・ヒーターコア
・ワイパーモーター
これで、取り外し作業賃と送料込みで3万円。悪くないと思う。
その部品を、俺の仕事中に佐川急便が持ってきた(という電話がかかってきた)。ウチの前に置いておいてくれ、とお願いして、そのまま俺は仕事をして、そんなことはすっかり忘れて帰宅すると、とんでもないことになっていた。
圧倒的な存在感で迎えてくれた段ボールを開けると、周辺のプラスチックケースも含めて色々丸ごと部品が入っていた。
ラックはそこそこ程度が良さそうで、ついでに例のブッシュもまだ使えそう。他の部品も見かけ上はまあまあ。とりあえずこのへんの部品に関しては一安心な感じ。
しかし、今俺が欲しいのはまともに動くデジパネ&コントローラー一式なんだよなー。ここ数日スピードメーターが動く姿を見ていない。替えるか、直すか、自然治癒を気長に待つか。
20091223 : 忘れた頃に現れるアイツ
車検前に駆け込みでダッシュボードとセンターコンソールのビニールレザーを張り替えたけど、まだ両サイドが残ったまま。このままほっぽらかすのはさすがに気分が悪いので、平日の帰宅後にチマチマと両面テープ剥がし&ビニールレザー張り作業をやっていた。とりあえずドアの内張が終わったので、取り付けようとしたところで、ドア窓枠のプラスチック板が割れていることに気付いてしまった。この部品、どういうわけか10年前に新品を買っていたらしく、うちの屋根裏から袋に入ったままのやつが出てきた。せっかく持っているので取り付けることにした。こういう機会でもないとまた10年ほっぽらかしになるので、気付いたときにやっておくに限る。
既に割れているプラスチック板を外すと、そこには実に嫌な感じのペンキ跡があるではないか。
どう見ても純正のペンキ跡ではない。こんなところをわざわざ塗るなんて、ヤケクソ的錆隠しに違いない。俺が自分でこんなところを塗った記憶はないので、車検の時に頼んだ窓枠の錆取り作業時にニッパオヤジが気付いて塗ったのだろうか。どうせなら錆取りまでしてくれりゃいいのに。
おそるおそる窓枠のゴムを剥がしてみる。すると、やっぱり。
放置の2文字が脳内をグルグル廻っている。あーめんどくさい。でも、これを放置すると、いずれ外側に出てきてしまうに違いない。そうなるとまた金がかかる。今ならまだゴムに隠れて見えないから、テキトーに削ってテキトーに処理しても何とかなる。それなら今やっておいた方が良い。無駄骨になるかもしれないけど、放置してサビサビになるよりはまだ良い。そうして無理矢理自分を奮い立たせて、ようやく電源ケーブルを引っ張って、ダイソーで買った砥石を装着した電動ドリルでガリガリやってみた。
ここでPOR15の登場、といきたいところだけど、残念ながら在庫がない。前に使ったやつはあっという間に固まってしまった。一度開封しても固まらないPOR15があったら、今までの3倍の値付けでも俺は買うぞ。早く作ってくれ。とにかく無いものは無い。だからといって港北のストレートまで行くのもメンドクサイ。仕方がないのでセローに乗ってホームセンターに代替品を買いに行った。
この手のヤツをどこまで信じていいのか判らないけど、単なるタッチペンよりはマシだろう、と思いたい。たかが400円のペンキだから、あんまり期待しない方が精神衛生上良い。いずれにしても、効果があるのかどうかが判るのは数年後だ。
右がダメなら、当然左もダメ。剥がしてみたら、こっちの方が酷かった。
こんなことをしている間に、例によって日が暮れた。たかが内張取付に半日かかるとは。JR130を相手にすると、何やってもこんな感じ。
20091215 : ジウジアーロ仕様メーター
このところ、時間を見つけてはJR130に乗っている。今回車検を取るまでは、エンジンやミッションは、各方面から譲っていただいたOH済み品を装着しているため極めて快調だった反面、ブレーキやサスペンションといった車体が明らかにくたびれていて、なんだか乗っていて疲れる状態だった。
しかし、今回ステアリングをニコイチして直したことにより、ボヨンボヨンで頼りなかったコーナリングが明らかにシャキッとした。ショックがくたばっているだけだと思っていたら、全く違う原因だったようだ。きっちり曲がるクルマというのはかくも気持ちが良いものなのか。こういう古いクルマに乗っていると、当たり前のことに妙に感心する。
そして今日も夜中のR134を気分良く走っていると、デジパネのスピード表示がスーッと消えていってしまった。
気付いたら消えていたのではなく、よりによって消えていく瞬間をはっきり目撃してしまった。
嗚呼、これまで何故か安泰だったこのメーターも遂にダメか。
たまたま車検を取った直後だったら良かったけど、次はもうダメか。
それまでの気分の良さはどこへやら、明らかに撃沈する俺。
走りながら、とりあえず叩いたり、そのへんのスイッチをいじってみる。
当たり前だけど何も変わらない。こんなので直ったら苦労はしない。ニッパも商売あがったりだ。
しかし俺に出来ることは叩いたり揺すったりすることが限界だ。懲りずにあちこちいじくってみる。
すると、なんとなく操作したフリーセットアラームが思わぬ効果を発揮し、概算速度が判るようになった。本来は速度警告表示なのに、簡易スピードメーターになってしまった。
おお、この表示こそ、まさにジウジアーロが意図した結果そのものではないか。タコメーターが上下、スピードメーターが右斜め方向にピコピコ動く。
これはこれで良いかも。
と思いこみたいが、こればっかりはそうはいかない。やっぱりメーターがちゃんと動かないと困る。さてどうしたものか、とか考えながら信号停車でライトを消し、再び点灯すると、突如メーターも復活した。
消えた理由も、復活した理由も、勿論わからない。
半年以上放置していたから、メーターはまだまだ眠りから覚めていないのだ。と思いたい(こんなのばっかり)。
20091211 : Return to the road
車検に出してから2週間、やっとJR130が戻ってきた。ニッパにしては長かった!
時間がかかった原因はこんな感じ。
- ・ステアリングがダメダメで、部品取り車のものとニコイチして直した(新品は当然として、リビルド品も無かった)
- ・本革シート修理業者探しに時間がかかった(あちこちあたって、1件だけやってくれるところがあった。古いので、修理してもすぐに切れる可能性があったりするのでいやがるらしい)
- ・ブレーキは、パッドが無くなってローターを削ってしまっていた。このローターは、もはや研磨の限界(パッド交換後たったの5,000kmしか走っていなかったのだが・・・おそらくキャリパーの戻りが悪くなって引きずっていたのではとのこと)
以下詳細。
■整備代
車検基本料金 23,000円
運転席脱着・分解・組立・修理一式 18,000円
各部腐食修正・ペイント 50,000円
エンジンオイル&エレメント デフオイル交換 3,500円
各ベルト、スモール電球左右交換 2,500円
ステアリングギヤボックス修理 30,000円
前ブレーキO/H、ハブ脱着、ディスクロータ脱着、キャリパキット交換、ホース交換、パッド交換、ブレーキフルード交換 28,000円
小計 155,000円+消費税7,750円
■部品代
エンジンオイル 4L 4,000円
ブレーキ液 1L 1,400円
デフオイル 1.5L 1,800円
LLC 2L 1,600円
オイルフィルタ 1,530円
キャリパシールキット 5,140円
ディスク・パッド 8,240円
オルタネータベルト 1,160円
エアコンベルト 1,050円
パワステベルト 1,050円
ショートパーツ 1,000円
ディスクロータ研磨x2 6,400円
中古部品 15,000円
ブレーキホースx2 11,260円
ブレーキホースワッシャx4 560円
スモール用ダブル球x2 500円
小計 61,690円+消費税3,085円
■諸費用
重量税印紙代 37,800円
検査登録印紙代 1,700円
ガソリン 756円(車検場に行く途中でガス欠)
テスター代 2,000円
検査代行手数料 10,000円
小計 52,256円
合計 279,781円(+自賠責保険)
車検取得時の走行距離:126,500km
うわー高い。
とはいえ、ステアリング関係をニコイチして工賃30,000円、シート修理18,000円、4カ所錆取り&塗装で50,000円は、どれも安いと思う。単に色々やっただけなので、しゃあない。
こうして約8ヶ月ぶりの路上復帰を果たしたJR130の初出走は、いきなり豪雨の中になってしまった。曇ったガラスを内側から拭きながら、油膜の向こう側を覗き込むように走る不思議な感覚を、復活早々否応なく思い出させられてしまった。
Irmscherより全然調子が良いのに、こっちに乗るときの方がなぜか身体が緊張してしまうのは相変わらずだ。多分この緊張感はずっと抜けない気がする。
